ホームページをリニューアルする目的とは?

ホームページをリニューアルする目的とは?

ホームページをリニューアルする目的について説明します。対象は、リニューアルの目的を知りたい方や、目的を明確にしたい方です。目的の種類だけでなく、目的を明確にすることの重要性についても分かりやすく説明しています。

ホームページリニューアルの、目的を明確にする理由とは?

あなたは、「ホームページをリニューアルする目的はなんだろうか?」と疑問を持ったために、このページをご覧になっているのだと思います。ホームページリニューアルはそれなりに費用が掛かりますので、目的は明確にしておきたいところでしょう。

ところで、なぜホームページリニューアルの、目的を明確にする必要があるのでしょうか? それは目的が明確でなければ、リニューアルの方向性が決められないからです。費用や時間がかかることなのに、「なんとなく」ではまずいでしょう。目的を明確にする理由はそこにあります。

そこで、一般的な目的を紹介しますので、リニューアルの方向性を決める参考にしてください。

ホームページリニューアルの目的、5つのポイント。

それでは、ホームページリニューアルの目的について、5つのポイントを説明します。

デザインを新しくするのが目的。

ホームページをリニューアルして、デザインを新しくするのが目的の場合は多いでしょう。デザインを変更するということは、かなりの年数が経っているのではないでしょうか。ホームページのデザインが、立ち上げ時のままという場合も多いでしょう。

現代のトレンドに合わないものであれば、刷新したほうが良いと思います。ただし、完成されたデザインで、会社の顔のようになっているのであれば、無理して新しくする必要もないでしょう。なぜなら、デザインを変えてしまうと、訪問者がサイトを間違えたと思うかもしれないからです。

そのような場合は、部分的な改良だけでよいのではないかと思います。このように、デザインを新しくするという目的でリニューアルする時は、閲覧者に受けの良いデザインにするという、方向性になるでしょう。

スマホ対応するのが目的。

ホームページをリニューアルして、スマホ対応するのが目的の場合も多いでしょう。スマホ対応したいということは、スマートフォンが登場する以前のホームページで、かなり古いということだと思います。その場合は、スマホ対応のリニューアルは急務でしょう。

なぜなら、ホームページアクセスの半数以上がスマートフォンというサイトも、決して少なくないからです。なお、パソコン用サイトであってもスマホにはそのまま表示されるので、見れないわけではありませんが、スマホでの操作性は大きく落ちてしまいます。

しかし、スマホ対応の重要性は、別の理由もあります。それは、検索エンジンで上位表示されにくくなるという問題への対策です。検索大手の Google は、スマホ対応していないサイトは、スマホでの検索で表示順位を下げると公言しています。

そういった意味でも、スマホ対応を目的としたリニューアルは、できるだけ早く行うべきでしょう。このように、スマホ対応を目的としたリニューアルでは、スマホで操作しやすくすることと、検索エンジンで順位を落とさないためという方向性になるでしょう。

ホームページのリニューアルを、定期的にやっている。

ホームページのリニューアルを、定期的にやっているという場合もあると思います。つまり、この場合の目的は、リニューアルのスケジュールを守るということです。ホームページの制作や管理をしている会社と、定期的なリニューアルの契約になっているという場合もあるでしょう。

定期的なリニューアルを行うということは、主にデザインの変更をすると思います。しかし、定期的なリニューアルはおすすめしません。なぜなら、目的が閲覧者のためではないからです。どちらかというと自己都合でリニューアルしているのではないでしょうか。

もちろん、閲覧者が飽きないようにするためと考えているのだろうと思いますが、少し観点が違う気がします。というのも、毎日同じ人がアクセスするような場合は、飽きが生じるかもしれませんが、そうでなければ飽きるということはほとんどないでしょう。

また、同じ人がしょっちゅうアクセスするのであれば、デザインや操作性が変わってしまうと、慣れた環境ではなくなるので戸惑ってしまいます。このように、定期的なリニューアルはお客様を向いていないので、目的としてはあまり適切ではないでしょう。

操作性を改良するのが目的。

ホームページをリニューアルして、操作性を改良するのが目的の場合があるでしょう。こちらの場合も、昔作ったホームページであるために、現代の操作環境に適さないということです。マウス以外の操作方法を意識していない場合は、タブレットなどで扱いづらいでしょう。

このような場合も、なるべく早く操作性を改良すべきです。具体的には、指でタップすることを考慮していないために、リンクが押しづらいということが考えられます。そのような状態では、直帰してしまう閲覧者が増えてしまう可能性が高くなります。

いわゆる、「ユーザーフレンドリー」になっていない状態ですね。どんなデバイスでも扱いやすくすることは重要です。このように、操作性を改良するのが目的のリニューアルでは、ユーザーフレンドリーという方向性になるでしょう。

集客力をアップするのが目的。

ホームページをリニューアルして、集客力をアップするのが目的の場合もあると思います。実は結局のところ、リニューアルはホームページの集客力をアップするために行うでしょう。デザインの刷新やスマホ対応、定期的リニューアルや操作性の改良もすべて集客力アップのためです。

デザインの刷新は利用者に新鮮な感覚を持ってもらうためだし、スマホ対応は閲覧しやすくすることが目的です。操作性の改良についても、閲覧しやすくすることで出来るだけ多くページを見てほしいからです。(定期的なリニューアルはよくなさそうですが、想いは同じです。)

このように、利用者のためを思ってリニューアルするわけですが、集客力の向上という点ではほかにすべきことがあります。それは、ここまで紹介してきたデザイン関係の、見た目のリニューアルではなく、内容のリニューアルです。

本当に閲覧者の期待に応えた内容なのか、必要とされている情報を提供しているのか、コンテンツのリニューアルをしっかりと行うべきです。このように、集客を目的としたリニューアルでは、内容を見直すという方向性になるでしょう。

まとめ:リニューアルの真の目的は、ユーザーのためです。

いかがでしたか?

ホームページをリニューアルする目的について説明しました。デザインを新しくするのが目的、スマホ対応するのが目的、ホームページのリニューアルを定期的にやっている、操作性を改良するのが目的、集客力をアップするのが目的、など5つのポイントがありました。

ここまでリニューアルの目的についてお話ししましたが、最も大切なのはユーザーのためにリニューアルすることです。そして、ユーザーのためのリニューアルを目的にした場合は、見た目の部分ではなく、内容のリニューアルを行うべきです。

なぜなら、ユーザーがほしいのはデザインではなく、自分が抱えている問題の解決策だからです。つまり、内容のリニューアルを目的にすることが、最もユーザーのためになり集客力アップにもつながるということに、気づいていただければ幸いです。

以上、「ホームページをリニューアルする目的とは?」と題して説明しました。