ホームページ作成
のコツを、詳しく説明します。読者対象は、ホームページ作成のコツを知りたい方です。知っておくべきコツとして、コンバージョン率を高めるためのコンテンツの書き方を詳しく説明しています。
なぜホームページ作成のコツが重要なのか?
あなたは、ホームページ作成のコツが知りたくて、このページをご覧のことと思います。コツと言っても様々ですが、おそらく、コンバージョンを増やすコツが知りたいのではないでしょうか。でしたら、デザインの作り方よりも、内容の書き方を知る方がはるかに重要です。
なぜなら、情報を伝えられるのは文字しかないからです。しかし、文字情報は伝えたいことをありのまま正確に書いただけでは、思うようには伝わらないという問題があります。文字で情報を伝えるためには、受け手のことを考えた工夫が必要なのです。
そこで、ホームページ作成のコツとして、コンテンツの書き方を説明しましょう。
ホームページ作成のコツ、コンテンツの書き方のポイント。
それでは、ホームページ作成のコツについて、コンテンツの書き方のポイントをご紹介します。ポイントは5つありますので、しっかり頭に入れましょう。
ホームページ作成の現状を確認。
まず、ホームページ作成の現状を確認しておきましょう。多くの、会社(企業)ホームページが、集客力が低く、反応の少なさに困っています。個人ではブログが簡単に作れますが、やはりアクセスが少なくて、広告収入が少ないと悩まれている方も少なくありません。
また、フェイスブックページをホームページの代用にしている場合もあると思います。やはり、その場合であっても、反応率が低くお困りの会社は少なくないはずです。
- ホームページ
- ブログ
- フェイスブックページ
これらは、デザインや媒体が微妙に違いますので、見た目は問題ではありません。共通するのは、コンテンツの書き方なのです。もちろん、非常に正確な情報が書いてあるでしょう。厳しくチェックしていると思いますので、誤りはほとんどないはずです。
では、何が問題なのかというと、伝え方です。伝える内容と、表現方法に問題があるのです。そこを直さない限り、コンバージョンを増やすことはできないでしょう。このように、発信している内容に問題を抱えているのが現状です。
なお、これから解決策をお話ししますが、説明の都合上、上記3種類をホームページに統一しますのでご了承ください。
ホームページでは、伝えたいことを主張しない。
ホームページに書くコンテンツで知っておきたいのは、伝えたいことを主張しないことです。なぜなら、一方的な主張を聞きたいと思う人は、ほとんどいないからです。しかし、このように書くと「馬鹿な、ホームページは何を書こうが自由なはずだ!」と思われるかもしれませんね。
確かに、何を書こうが自由ですが、商業的に考えるとそれではまずいのです。例えば、電気屋さんを訪れて、店員さんにテレビを購入したいと伝えます。すると、このテレビは画質が良いとか、これなら音質が良いとか、畳み掛けるように一方的に説明されました。あなたはどう思いますか?
おそらく買う気が失せて、その日はテレビの購入をあきらめるのではないでしょうか。ホームページは自由だからと言って、好きなように何でも書いてしまうと、ひたすら説明を続けてお客を無視し続ける店員になりかねないんです。
これではコンバージョンを増やすことは無理でしょう。お客様は満足していないわけですから。したがってホームページのコンテンツでは、伝えたいことを一方的に主張してはいけないのです。
ホームページは、ユーザーの知りたいことを書く。
ホームページでは、どのように説明すべきなのかというと、ユーザーの知りたいことを書くのです。ごく当たり前のことではありますが、多くのホームページで出来ていません。だからこそ、反応率の低いホームページになっているわけです。
では、ユーザーの知りたいこととは何かと言えば、『ベネフィット』です。つまり、サービスを利用したり商品を購入したりしたときの、利益について知りたいのです。もっと言えば、自分の未来がどうなるのか、未来予想図が見たいのです。
しかし、「しっかりと商品説明をしているから問題ないはずだ。」と、多少お怒りになる方もいらっしゃると思います。ハッキリ言ってしまえば、商品説明だけで伝わるのは、その道のプロかマニアだけです。一般のユーザーは、商品説明から未来を予想するのは難しいのです。
このように、一般のユーザーは未来の自分を知りたいと思っていますから、単なる商品説明ではなくベネフィットを伝えるのです。これをコンテンツにできれば、コンバージョンを増やせます。
ベネフィットが出てこないときは?
ところが、商品説明を書くことに慣れている方は、ベネフィットが出てきません。なぜなら、そもそも視点が違うからです。その場合は、伝えたいことを知りたいことに変換してください。例えば「特価にて販売中」ではなく、「特価にてお求めいただけます」とします。
要するに、主語をユーザーにするわけです。主語を変えれば対象がユーザーになるので、ベネフィットに変えることができます。ただし、これは言葉だけを簡易的に変換しているにすぎません。本質的には、購入の目的を考えることで、ベネフィットを理解できるでしょう。
例えば、テレビを購入する人は、テレビがほしいのではなく地上波や衛星放送を見たいのです。あるいはブルーレイの映像作品を見たいのです。したがって、どれだけテレビの画質や音質を説明(商品説明)しても、目的が達成できると感じないので、ユーザーは満足しないわけです。
つまり、「こちらの高音質スピーカーのテレビがおすすめです」と説明するのではなく、「こちらのテレビであれば、○○のブルーレイを大迫力で楽しめます。なぜなら、高音質スピーカーを搭載しているからです。」というように、ユーザーのベネフィットを説明します。
このように、本質的にユーザーのベネフィットを理解する必要がありますが、難しいと感じる方は伝えたいことを知りたいことに変換する方法で、まずは対処してみましょう。コンテンツでベネフィットを表現できなければ、コンバージョンを増やすことは難しいとお考えください。
ちなみに商品説明は、ベネフィットの証拠として使うと説得力が出ます。決して商品説明が不要というわけではありませんので、ご注意ください。
ユーザーが知りたいベネフィットを、把握する方法とは?
コンテンツについてはお分かり頂けたと思いますが、ユーザーが本当に知りたいベネフィットを把握する必要があるでしょう。なぜなら、うまくベネフィットを表現できたとしても、それが求められていないものであった場合は、全く意味をなさないからです。
では、本当に知りたいことは、どうやって知るのでしょうか? これは、過去のデータが活きます。つまり、これまでに蓄積しているアンケート調査の結果や、販売実績などが使えるわけです。これら過去のデータがあれば、お客様が何に関心があるのかがハッキリとします。
しかし残念なことに、データを蓄積していない会社や事業主が少なくありませんし、これから新規事業を立ち上げるという場合であれば、そもそもデータがありません。このような場合は、どう対処すればよいのでしょうか?
そのような場合は、Webマーケティングを活用します。これは、検索ワードを調査して分析する手法です。検索は、自発的に必要な情報を調べる行為ですので、ユーザーが興味を持っている事柄が言葉として現れたものです。つまり、本当に知りたいことが、正確に読み取れるわけです。
Webマーケティングで、いわばニーズ調査ができると言えるでしょう。ニーズに沿って、コンテンツでベネフィットを表現できれば、ユーザーが最も欲している情報を発信できますから、ユーザーが満足します。したがって、コンバージョンを増やすことができるでしょう。
まとめ:コンテンツには、ベネフィットを表しましょう。
いかがでしたか? ホームページ作成のコツを、詳しく説明しました。
今回説明したのは、ホームページ作成の現状を確認、ホームページでは伝えたいことを主張しない、ホームページはユーザーの知りたいことを書く、ベネフィットが出てこないときは?、ユーザーが知りたいベネフィットを把握する方法とは?、などのポイントがありました。
コンバージョンの獲得を軸に、ホームページ作成のコツをお話ししてきましたが、重要なことはコンテンツにベネフィットを示すことでした。なぜなら、ユーザーが求めている情報は詳細な説明ではなく、自分の未来の良い状態、つまりベネフィットだからです。
自分の主張を、いかにベネフィットに変換して表現できるかが、コンバージョン獲得の重要な原動力となるわけです。この点が理解できるだけでも、かなりコンテンツは変化するでしょう。繰り返しになりますが、コンテンツで表現すべきは、自己の主張ではなくベネフィットです。
そこをしっかり押さえることができれば、必ずやコンバージョンが増えるでしょう。このページが、ホームページ作成でお困りの方の、お役に立てば何よりです。
以上、「ホームページ作成のコツを、詳しく説明します。」と題して説明しました。