ホームページで成果をあげるには?

ホームページで成果をあげるには?

ホームページ成果をあげるには、何が必要なのかを説明します。読者対象は、ホームページで成果をあげたい方です。売り上げに貢献するホームページという視点で、ある2つのポイントを軸に詳しく説明しています。

ホームページで成果をあげるには、何が必要なのか?

「ホームページで成果があがらない…」と困ったために、あなたはこちらのページをご覧になっていると思います。確かに、成果があがらないホームページでは、苦労して作っても報われませんから、辛い思いをしているのではないでしょうか。

ところで、成果とはあなたにとってどのようなものでしょうか? 様々あると思いますが、共通するのは売り上げに貢献してほしいという願いだと思います。すると、ポイントは2つになります。1つは集客で、もう1つは反応です。ホームページの成果はこの2つで決まります。

そこで、この2つを実現するために何をすべきなのか、詳しく説明しましょう。

ホームページで成果をあげるためのポイント

それでは、ホームページで成果をあげるためのポイントを説明します。

ホームページの集客と反応とは何か?

最初に、集客と反応の2つが何を意味するのか説明しましょう。なぜなら、ホームページで成果をあげるためには、これらの意味を理解していることが極めて重要だからです。

ホームページにおける集客とは?

集客とは、ホームページにアクセスを集めることを指します。ホームページは、自然とアクセスが増えるものではなく、それなりの戦略を練って積極的に仕掛けないと、アクセスは増えないんです。なぜなら、実店舗と違って偶然通りがかるようなことが無いからです。

当然ですが、アクセスを増やさないとお客様を増やすことができません。特に、ホームページは気軽に訪問できるので、冷やかしが非常に多いと言えます。したがって、ある程度(業種によって適正な数は異なります)のアクセスが無いと成果に結びつかないんですね。

ホームページにおける反応とは?

反応とは、実際に行動に移ることを指します。具体的には、問い合わせ・資料請求・予約・注文・購入などです。ホームページはアクセスを集めるだけでは不十分で、その先にある反応まで考えないと物は売れません。閲覧までは気軽でも、そこから先は腰が重いんですね。

したがって、ホームページにアクセスした後で、『閲覧』の状態から『行動』に移るようにする仕掛けが必要であると言えます。多くの方は、集客にだけ注目するようですが、反応まで考えないと成果には結びつきません。(反応は『コンバージョン』と言いますので、知っておいてください。)

このように、集客数を増やしつつ反応率を高めることが、成果をあげるうえで必要であることを理解していただきたいと思います。

ホームページの集客を増やすために、すべきこととは?

まず、ホームページの集客を増やすために、すべきことを説明します。つまり、アクセス数を増やすことで母数を増やすことを狙うわけです。以下に示す施策を行うことで、アクセス数を増やすことができるでしょう。

顧客像を明確にする

顧客像、つまり対象となる人物を明確にします。なぜなら、対象者を明確にしないと、何を基準にホームページを作ればよいかが分からないからです。「こういう人に向けたホームページにしよう」という基準があれば、内容が非常に作りやすくなりますよ。

ただし、人物を限定しないことです。例えば、性別・年齢・職業など様々な属性がありますが、それらで細かく絞ってしまうと、対象範囲が極端に狭まってしまいます。それでは母数を減らしすぎるので、注意してください。

お客さんの困りごとを見つける

お客さんの困りごとを見つけることは、非常に重要です。なぜなら、困り事とは事実上のニーズだからです。そして、ニーズが分かると顧客像を明確にしやすくなります。すると、「○○について困っている方」が顧客像になるわけです。

つまり、何かに困っている方を対象としてホームページを作ることになるので、アクセスが集めやすくなります。なお、困りごとを見つけるのに一番手っ取り早いのが、『検索ワード』です。検索は、困りごとの解決策を探す行為ですから、検索ワードは困りごとそのものなんですね。

このようにすると、実際に検索のあるワードでホームページを作ることができますよ。

SEO対策を実施する

SEO対策を実施します。SEOは検索で上位に表示されるようにする施策ですが、アクセスを稼ぐには有効です。ただし、SEOは注意が必要で、狙った検索ワードで上位表示できるものではありません。SEOは検索ワードの意図を読み取って、それに見合ったページを用意することなんです。

どういうことか、ラーメン屋さんのホームページのSEOを例にして、考えてみましょう。トップページを「ラーメン屋」と言うワードで上位表示することは極めて難しいです。しかし、「○○市 とんこつラーメン」であれば、とんこつラーメンの紹介ページを上位表示するのは可能です。

これは、「○○市でとんこつラーメンを食べたい」とか「○○市でとんこつラーメンを扱っているお店が知りたい」という欲求に対応することが、可能であることを示しています。先ほどの、『お客さんの困りごと』がここで生きてくるわけですね。

ネット広告の利用も検討する

もし、狙った検索ワードで上位表示したいなら、ネット広告の利用も検討してください。なぜなら、ネット広告は、まさに狙った検索ワードで目立つ位置に表示する仕組みだからです。したがって、ある特定のホームページを上位に表示させたいなら、広告を使いましょう。

つまり、直接購入につなげたいのであればネット広告を使い、間接的に見込み客を獲得するのであれば、SEO対策で上位を狙います。もちろん、広告は費用が発生しますので、広告とSEOはバランスを考えて併用するのが効果的でしょう。

ホームページの反応を高めるために、すべきこととは?

続いて、ホームページの反応を高めるために、すべきことを説明します。つまり、閲覧者に問い合わせなど実際の行動に移ってもらう施策です。以下に示す施策を行うことで、反応率を高めることができるでしょう。

コンテンツの充実を行う

コンテンツの充実を行うことは重要です。ここで言うコンテンツとは、困りごとの解決策を紹介しているページのことです。先ほど集客のところでもお話ししましたが、多くの方は解決策を求めているので、できるだけたくさんのコンテンツが必要なんです。

そして、問題解決につながる多数のコンテンツがあれば、「このサイト、すごいな!」と思ってもらえます。そのように思ってもらえれば、やがてそれは信頼へと変わります。すると、利用者は具体的な行動へと動きやすくなります。

つまり、信頼を勝ち取るために、多数のコンテンツを用意するわけなんですね。

表現力を磨く

コンテンツで重要なのが表現力です。この場合の表現力とは、分かりやすく伝える文章力のことを指します。極端な言い方をすると、何の変哲もないことでも、とんでもなく素晴らしいことのように伝える能力だとも考えられます。

なぜ表現力が重要なのかと言うと、伝え方がすべてだからです。つまり、商品やサービスそのものが素晴らしいことよりも、「いかに素晴らしく伝えるか」がポイントです。どんなに素晴らしいものであっても、伝え方が悪いと素晴らしいとは思えないんです。

素晴らしさが伝われば、より信頼感が出てきますので、コンテンツを作るにあたってしっかりと表現力を磨いてください。

ベネフィットを打ち出す

コンテンツを作るうえで重要なのが、ベネフィットの打ち出しです。ベネフィットとは、商品やサービスから得られる利益です。なぜベネフィットなのかと言うと、ほとんどの方は商品そのものではなくベネフィットに興味があるからです。

例えば、軽いバッグがほしいのは、持ち運びで疲れないようにしたいからです。ということは、「持ち運びで疲れない」と言うベネフィットを打ち出さないと、魅力を感じられないんです。ところが、多くのサイトでは「軽い」と言う説明の方を押し出してしまいます。

魅力が無ければ、閲覧者は反応する理由がありませんので、しっかりとベネフィットを打ち出して反応したくなる理由を作りましょう。

デザインは平凡で構わない

デザインに凝る方が多いですが、平凡なもので構いません。ちょっと抽象的かもしれませんが、いわゆるかっこいいものでなくても構いません。シンプルで、分かりやすく使いやすいものであればそれで十分ですよ。なぜなら、閲覧者はデザインを見ているわけではないからです。

閲覧者は、あくまでも内容に興味があるので、見た目をどれだけ頑張っても影響力は極めて小さいんです。もし、敢えてデザインを考えるなら、文章や画像の配置の順番でしょう。例えば、最初にアイキャッチと呼ばれる画像を置いてから、文章を始めるといった工夫です。

デザインはずっと後で構いません。コンテンツ作りに精力を注いで、一段落付いたらデザインに手を入れるぐらいでも十分ですよ。

まとめ

いかがでしたか? ホームページで成果をあげるには、何が必要なのかを説明しました。

今回説明したのは、ホームページの集客と反応とは何か?、ホームページの集客を増やすためにすべきこととは?、ホームページの反応を高めるためにすべきこととは?、などのポイントでした。ご理解いただけたのではないかと思います。

ホームページで成果をあげるために必要なことは、集客数を増やし反応率を高めることが基本です。そのために様々な対策をするわけですが、実践するには、日々の試行錯誤と更新が欠かせません。なぜなら、お客さんの立場に立って物事を考えることが、大事だからです。

「お客さんは何を求めているのか?」ということを、日頃から意識してください。すると、明らかにホームページの内容が変わってきます。そして最も重要なことは、お客さんの期待に応えるだけでなく、期待以上の満足を提供することです。それを忘れずに、取り組んでいただければ幸いです。

以上、「ホームページで成果をあげるには?」と題して説明しました。