問い合わせが増加する秘策とは?

問い合わせが増加する、タイミングの重要性とは?

問い合わせ増加する秘策を説明しました。問い合わせが増加せずお悩みの方であれば、初心者・上級者を問わず役に立つでしょう。最も効果の高いポイントである、タイミングについて例示しながら解説しているからです。

なぜ問い合わせの増加には、タイミングが重要なのか?

「問い合わせの増加には何が必要ですか?」と聞かれれば、私なら「タイミングを合わせることだと思います」と答えます。人間は、ちょうど良い時期に情報を目にすると、かなり高い確率で行動に移るという特性(習性とも言えるでしょう)があるからです。

多くの方は、全体的なパイを増やすことを考えると思いますが、それでは「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というまぐれ狙いでしかありません。実際には「一発必中」の施策が重要で、タイミングという心理的なアプローチによって、問い合わせの増加を狙う方が明らかに効率が良いです。

そこで、タイミングについてどのように考えればいいのか、詳しく説明しましょう。

問い合わせが増加する、タイミング7つのポイント!

それでは、問い合わせが増加する『タイミング』についてご紹介します。ポイントは7つありますのでしっかり目を通してください。

タイミングとは何か?

ここで言うタイミングとは、期限性を持たせるということです。例えば、「期間限定商品」が典型的と言えるでしょう。ある一定の時期しか売られないとか、決められた期日までにしなくてはいけないとか、ある特定の日だけ有効である、といったものが該当します。

では、なぜ期限を重視するのかというと、行動に移りやすいからです。人間は締切りが近くなると、焦りを感じてやや判断が甘くなります。すると、通常は何とも思わないものでも、その瞬間だけほしくなったり重要に感じたりするんですね。

例えば、ポケモンGOが大流行したときに、充電屋さんが至る所に現れました。実際に、ポケモンGOの利用者はこのような業者を利用していたようです。「だめだ、もうスマホの電池が切れる…」というときにバッテリーにチャージできれば、ベストタイミングですからね。

このように、集客においてはタイミングをいかに的確につかむかが、問い合わせの増加に強く影響するというわけなんですね。

タイミングには2種類ある

タイミングとは期限のことで、もっと簡単に言うと「今すぐ何とかしたい!」という気持ちが影響することはお分かりいただけたと思いますが、実は主体となる対象の違いによって2種類あります。具体的には、主体がお店(会社)の場合とお客さんの場合です。

お店が主体のタイミングとは、先ほどもご紹介した期間限定商品が該当します。これは、お店側が期限を設定していますよね。ほかにも、期限が付いたクーポンやポイントなどもお店側が主体となっているタイミングです。営業期間(時間)も該当するかもしれませんね。

これに対してお客さんが主体となるタイミングは、先ほどのスマホの電池です。電池切れは自分の使い方の問題なので、お客さんが主体になっていますよね。ほかにも、旅行に行く日程とか、のどが渇くお腹がすくといったものなどもお客さん側のタイミングです。

このように、タイミングには主体の違いによって2種類ありますので、切り分けて考えるようにしてください。

どちらのタイミングを重視すべきなのか?

では、お店が主体の場合とお客さんが主体の場合では、どちらのタイミングを重視すべきなんでしょうか? もちろん、お客さんが主体のタイミングです。なぜなら、お店のタイミングは他人が勝手に設定したものですが、お客さんのタイミングは自分の意志が強く影響しているからです。

つまり、他人であるお店の欲望を実現させるのか、それとも自分の欲望を実現させるのかという違いになります。当然ですが、お客さんは自分を優先させることになります。このような理由から、集客においてはお客さんのタイミングを見つけるようにすべきなんです。

では、お店側のタイミングは全く不要かといえばそんなことはありません。お店側のタイミングでもそれなりの効果があるからです。考え方としては、お客さんのタイミングが基本だけれども、それが見つけられない場合に、お店のタイミングを利用するという感じです。

したがって、まずは「お客さんがどのようなタイミングで商品が欲しくなるのか」というポイントを押さえるようにしましょう。

時流に乗るのも重要なタイミングです

ここまで、お店側のタイミングとお客さん側のタイミングについて触れてきましたが、時流に乗るのも重要です。つまり流行をとらえるということですが、なぜ重要なのかというと、タイミングとして非常に有望だからです。

流行ということは、その瞬間に多くの人が注目しているということです。ようするに、それだけでかなり集客しやすくなるわけですね。すると、問い合わせを受けやすくなりますので、流行はお店と客さん双方にとってのタイミングになると考えられます。

ただし、時流に乗るという施策は一気に問い合わせを増やせるものの、あっという間に過ぎ去ってしまうものでもあります。一過性のものですので、頼り切ることはできません。引き際をしっかり見据えて、稼げるだけ稼いで撤退する必要がありますよ。

それでも、毎年決まって流行するものもあります。例えば、クリスマスやバレンタインといったイベント事です。このような定期的な流行の場合は読みやすいので、うまく波に乗りましょう。

参考 流行については、こちらで詳しく説明しています。

https://hprs1.com/syuukyaku-wadai/

具体的なタイミング例のご紹介

では、具体的にどのような種類のタイミングがあるんでしょうか? いくつかの典型的な具体例をご紹介しますので、参考にしてください。

法令で決められた期限を示す

法令で決められた期限とは、各種免許の更新時期や車検などが該当します。ポイントは、機会を逃すと免許がはく奪されたり何らかの罰則が与えられてしまうところです。つまり、お客さん側に不利益が発生するタイミングということになりますね。

トラブルについて伝える

何かのトラブル解決について伝えるのも、タイミングとしては重要です。これは、水道の水が止まらないとか、車のエンジンが故障した等の問題を指します。ポイントは、今すぐ何とかしないとお客さんが非常に困るというところです。深刻度よりも緊急度の高いトラブルの方が、問い合わせを増加させるには有利ですよ。

メンテナンス時期を伝える

メンテナンスの時期を伝えるのもタイミングとして有効です。なぜなら、機械によっては定期的な点検整備を行わないと、故障したり能率が悪くなったりするものがあるからです。すると、生産効率が落ちることになるので、顧客企業に損失が発生します。製品寿命と絡めて説明することで、買い替えへと誘導することも可能でしょう。

特定の日を示す

ここまでは一定の期間をご紹介しましたが、特定の日も重要なタイミングになります。具体的には、「祝日、誕生日、結婚式、葬儀、何かの記念日」など節目となるような、特別な日だと考えてください。ポイントは、その日を逃すと意味をなさなくなってしまうところです。

期間限定の特典を用意する

ここまでお客さん側のタイミングでしたが、期間限定の特典はお店側のタイミングです。「ただ今に限り、○○を無料進呈いたします。」というやり方もあれば、「○月までの特別ご奉仕!」と具体的な日時を示すようなやり方もあります。他には、数量限定というやり方もできるでしょう。

ポイントは、「今この瞬間に問い合わせないと、せっかくの特典が無くなってしまう」という焦りをお客さんに感じさせることですよ。

タイミングを外すとどうなるのか?

ところで、タイミングを外すとどうなるんでしょうか? 答えは簡単で、集客で非常に苦労してしまいますので、問い合わせの増加は見込めません。例えば流行が下火になってから参入すると、大量の在庫を抱えて大赤字になることは容易に想像がつきますよね。

なぜ集客に失敗するのかといえば、タイミングを外してしまったために、お客さんがテコでも動かないからです。まさに武田信玄の「動かざること山の如し」といった状態といえます。「今じゃなくてもいいし、また今度にしよう」となって、二度と巡り合わないでしょう。

別の見方をすれば、急ぐ理由がないんですね。「いつでもいい」と思っている人を動かすのは、並大抵の努力でできることではありません。タイミングが外れてしまうことが、いかに集客を難しくするか覚えておきましょう。

タイミングが合うとどうなるのか?

では、タイミングが合うとどうなるんでしょうか? もちろん、簡単に集客できるので問い合わせが増加します。極論を言えば、タイミングを合わせるだけで簡単に集客できてしまいます。ほかに何の工夫や努力がなくても、問い合わせがひっきりなしということもありえます。

つまり、タイミングが合うと驚くほど集客が楽になるということなんですね。問い合わせを増やすためにはある程度のパイは必要ですが、タイミングが合っている場合は購入に近い方からの問い合わせが多くなりますので、単に数が増えるだけでなく効率がよいといえるでしょう。

このように、お客さんを問い合わせへと突き動かすきっかけとして、いかに『タイミング』が重要であるかがご理解いただけると思います。

まとめ:お客さんの心の動きを考えましょう

いかがでしたか?

今回は問い合わせを増やす秘策として、タイミングを合わせるという点に焦点を絞りました。世の中には様々な手法が存在しますが、実はタイミングという点に着目するというのは、商売をやるうえでの鉄則ともいえるでしょう。いわゆる商売上手な人が、一番得意とする部分なんですよ。

ホームページを利用した集客で、問い合わせの増加を目指しているわけですが、基本的に集客であることに変わりはありません。つまり、ホームページの作り方そのものというよりは、どんな内容を発信するかということの方が明らかに重要です。

もちろん、SEO対策やネット広告などアクセスを増やす施策も必要ですが、今回ご紹介した「タイミング」のように心の動きを考えることが非常に重要です。この点にお気づきいただければ、問い合わせを増加できるようになりますよ。

以上、「問い合わせが増加する秘策を教えます!」と題して説明しました。