ホームページリニューアルのお知らせ、例文7パターン!

ホームページリニューアルのお知らせ例文、7パターン!

ホームページリニューアルお知らせ例文7パターンのご紹介です。リニューアル告知用の例文をお探しの方はぜひご覧ください。参考にしていただける文章を7つ紹介しただけでなく、書き方の超重要ポイントも説明しています。

ホームページリニューアルのお知らせを、書く意味とは?

ホームページをリニューアルすると気になるのが、お客様に対して「いつ、どうやってお知らせするか」ですよね。やはり、リニューアルしたことを知ってもらえなければ意味がないですから。また、せっかくの機会だから、商売に結び付くように利用したいとも思いますよね。

そこでまず最初に、リニューアルのお知らせを書く意味について確認しておきましょう。本来ホームページのリニューアルは、知らせなくても大きな問題はないはずです。なぜなら、見れば分かることだし、初めてアクセスする方にとっては、ほとんど関係ないからです。

それでもお知らせを書くのは、どうしても知ってほしい「伝えたいこと」があるからですよね。なので、伝えたいことをできる限り具体的に説明する必要があります。それだけでも十分ですが、集客コンテンツ化を図るためには、さらに説明の仕方にちょっとしたコツが必要です。

それは、『お客様のためのリニューアル』であることが分かるように伝えることです。それでは、その点を踏まえて、具体的な例文と書き方をお話ししていきましょう。

お知らせの例文7パターンと、書き方のポイント。

最初に基本となる例文をご紹介した後に、状況に応じて基本の文章を書き換える形で説明します。すべてに共通するポイントは、単にリニューアル内容を紹介するだけでなく、それがお客様にとってどれくらい有益なものであるかを伝えることです。

※ 例文を参考にされる場合は、適宜修正してご利用ください。

例文1.挨拶文の書き方。

挨拶文とは冒頭に入れる時候の挨拶のことです。なくても良い気もしますが、企業の正式なお知らせである以上、日本の慣例でもあるので入れたほうが良いのではないでしょうか。なお基本的には、硬い文章にしないほうがいいでしょう。硬すぎると読む気になりませんからね。

挨拶文の例文
梅雨の時期ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

こんな感じでしょうか。一般的な時候の挨拶を硬くならないように表現すれば問題ないでしょう。親近感を持ってもらい、読みやすいように誘導できれば、とくに決まった形はないと思います。重要なのは、挨拶の後の文章を読んでもらうことなんですから。

例文2.案内文の書き方。

案内文の本文の書き方を説明します。基本的には、一般的な案内文と同じ書き方でお知らせすればいいんですが、特にやるべきなのが具体例を挙げての説明です。例えばこんな感じです。

案内文の例文
平素からご利用いただいている皆様に、より快適にお使いいただけるよう以下の点を改善いたしました。
  • ○○のボタンが分かりにくいとご指摘がありましたので、□□としました。これまでよりも分かりやすくなりましたので、迷われることなく快適にお使いいただけます。
  • ○○の手順を3段階から2段階へ変更しました。手順が減りましたので、これまでより軽快でスムーズにご利用いただけます。
  • 修正点3(例文なので以下省略します)
  • 修正点4
  • 修正点5

今後とも快適にご利用いただけるよう改善を進めてまいります。もしお気づきの点がございましたら、遠慮なくお問い合わせページよりご意見いただければ幸いです。

このような感じで、どこを改善したのか箇条書きなどを使って、できるだけ具体的に分かりやすく伝えるべきでしょう。基本的な視点は、改善によってお客様がより快適で安心になることです。また、お客様からの指摘によって改善したものがあれば、それも伝えてください。

なぜなら、指摘した問題が改善されることで、ちゃんと自分と向き合ってくれる会社であるとお客様が認識するからです。お客様を大切にしていることが伝わるので、信頼感が出ますから、引き続きサイトを利用してもらえる可能性が高くなるわけです。

例文3.事前の予告。

次は事前予告の書き方です。リニューアルにあたって使い方が大幅に変更されるとか、しばらくアクセスできなくなるなどの場合は、お客様に迷惑がかかるので事前の予告は必須でしょう。なので、例えば以下のように伝えます。

事前予告の例文
平素より当サイトをご利用いただきありがとうございます。

お客様にこれまでより快適にご利用いただくため、以下の日程でホームページのリニューアル作業を行わせていただきます。なお、作業に伴い、その間サイトにアクセスしていただくことができません。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

  • 日    時:○年×月△日、午前○時~午後○時までの3時間
  • 主な変更内容:快適にご利用いただくためのデザイン変更

なお、リニューアル完了後はこれまでと操作方法が一部異なりますので、改めて詳細をご説明させていただきます。(リニューアル完了と同時に公開させていただく予定です。)

このように、具体的な日程と何が変更されるのかを説明しています。単にリニューアルしますと伝えるだけではアクセスできるかどうかも分かりませんし、使い方が変わってしまうかもしれないという不安が残ってしまいます。不安を与えるというのは一番やってはいけないことですからね。

こちらも、事前告知によって「お客様に対して丁寧な会社である」という印象を持ってもらえれば、信頼感が増すことがお分かりただけるでしょう。つまり、サイトの継続利用という集客に結び付くわけです。

例文4.ニュースリリース。

ニュースリリースの文章について説明します。ニュースリリースは対象がお客様なので、先ほどの例文をそのまま利用すれば、お知らせとして発信できると思います。まとめると次のような文章になります。

ニュースリリースの例文
お客様各位

じめじめとした日が続く鬱陶しい梅雨の時期ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

平素からご利用いただいている皆様に、ホームページをリニューアルしましたのでご案内させていただきます。より快適にお使いいただけるよう以下の点を改善しました。

  • ○○のボタンが分かりにくいとご指摘がありましたので、□□としました。これまでよりも分かりやすくなりましたので、迷われることなく快適にお使いいただけます。
  • ○○の手順を3段階から2段階へ変更しました。手順が減りましたので、これまでより軽快でスムーズにご利用いただけます。
  • 修正点3(例文なので以下省略します)
  • 修正点4
  • 修正点5

なお、リニューアル中はアクセスができない期間が生じてしまい、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今後とも快適にご利用いただけるよう改善に努めますが、もしお気づきの点がございましたら、遠慮なくお問い合わせページよりご意見いただければ幸いです。

正式な文章の形にしていますが、あまり固くなりすぎず、かといって軽くなりすぎずちょうど良いバランスが取れればいいでしょう。先ほどの繰り返しになりますが、信頼感が得られるような文章を書き、集客に結び付けばそれで問題なしです。

例文5.プレスリリース。

続いてプレスリリースの書き方について説明します。プレスリリースは、文字通り報道機関向けなので、やや硬い表現が良いと思います。また、事実上の公式発表ということにもなるでしょうしね。

プレスリリースの例文
報道機関各位

梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社○○は、ホームページをリニューアルいたしましたことをご案内をいたします。本日、○年□月△日より一般公開しております。

  • ○○のボタンが分かりにくいとご指摘がありましたので、□□としました。これまでよりも分かりやすくなりましたので、迷われることなく快適にお使いいただけます。
  • ○○の手順を3段階から2段階へ変更しました。手順が減りましたので、これまでより軽快でスムーズにご利用いただけます。
  • 修正点3(例文なので以下省略します)
  • 修正点4
  • 修正点5

以上

典型的なビジネス文書ですが、お客様が相手ではないのでこのような形で問題ないでしょう。ニュースリリースと同じ文章を利用しても構いませんが、対象者が報道機関であることを考えると、無理にお客様のメリットを強調する必要はないかもしれませんね。

こちらは、事実を正確に伝えることが優先されるでしょう。敢えて集客に絡めるなら、しっかりとした文章は、そのまま会社自体がしっかりしているという認識になると考えられます。やはり、お客様は信頼感が強くなるのではないでしょうか。

例文6.お知らせメール。

リニューアルのお知らせをメールで送る場合についてもご紹介しておきましょう。こちらは、お客様に対して送るので、ニュースリリースと同様な文章で構わないと思います。また、一斉送信するとはいえ個人宛ですから、くだけた表現の方が良いかもしれませんね。例えばこんな感じです。

お知らせメールの例文
じめじめとした日が続く鬱陶しい梅雨の時期ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
⇒「鬱陶しい梅雨の時期が来ましたが、お元気でお過ごしですか?」
平素からご利用いただいている皆様に、ホームページをリニューアルいたしましたことをご案内をいたします。
⇒「先日、当社のホームページをリニューアルしましたので、そのお知らせです。」

もちろん社風などもあると思いますので、そのあたりは適宜考える必要がありますね。また、多少であればコマーシャルも入れていいんじゃないでしょうか。リニューアル記念でセールなどイベントをやっているのであれば、なおさら宣伝すべきでしょうね。

個人宛であれば、コマーシャルを入れることで、むしろ「わざわざ教えてくれた親切な会社」と認識してくれる可能性があります。つまり、こちらも信頼感が増すと考えられます。もちろん、いやらしくならないように文章のテクニックは必要でしょうけれどね。

例文7.詳細には告知しないやり方もある。

全く逆の発想で、詳細には触れないというやり方も考えられます。これは、単にデザインが変わっただけで、特別お客様に対する利点が無いような場合に該当するでしょう。存在しないメリットを無理やり創作したのでは、ウソをつくことになりますからね。

なので、最新情報の一覧などに「ホームページをリニューアルしました。」の一文を入れるだけで十分でしょう。ほとんど新規ユーザーのみであれば、まったく何もしないという方法もありますが、リピーターがいる場合はさすがにマズイと思いますよ。

明らかにリニューアルしているのに、何のメッセージもないのは変ですからね。また、「なんか以前と違うような気がしていたけれど、リニューアルしたからだったのか!」と気づいてもらうことにもなります。いずれにしても、不安感を与えることなく信頼を得ることが大事ですよ。

まとめ:「お知らせ」で忘れてはいけないこと。

いかがでしたか?

ホームページリニューアルについて知らせる例文を7つご紹介しました。基本的な形から、ニュースリリース、メール、お知らせしないなど、パターン別に説明しました。単なるお知らせですが、書き方の工夫で、十分に集客コンテンツ化できることがお分かりいただけたと思います。

大事なので繰り返しますが、リニューアルするからにはどこかに問題があったはずなので、具体的にどこが改善されたのか、必ずお客様が享受できるメリットを説明してください。ちょっとした伝え方の工夫ですが、受ける印象が明らかに変わりますよ。

お知らせを出すのは、お客様の心をつかむ絶好のチャンスであるにもかかわらず、何の工夫もされない方が多いので、詳しく説明させていただきました。ホームページ集客の一助にしていただければ幸いです。

以上、「ホームページリニューアルのお知らせ例文、7パターン!」と題して説明しました。