Web集客の広告について詳しく説明しました!

Web集客の広告、効果を最大化するポイントとは?

Web集客

広告について詳しく説明しました。広告の利用を検討している初心者に最適ですが、上級者にも参考になると思います。種類や仕組みだけでなく、効果を高めるポイントについてもわかりやすく解説しているからです。

なぜ、Web集客の広告が重要なのか?

「Web集客に広告を出してみようかな?」と検討されているために、あなたはこのページをご覧になられていると思います。検索サイトやブログなどで広告をよく見かけますから、それだけ集客では重要な施策になっているのがわかります。

確かに、広告を出せばWeb集客では有効ですが、良く理解しておかないと費用がかさむ割には効果が出ないという状況に陥りかねません。つまり、広告さえ出せばお客さんが集まるという、単純な話ではないと言えるでしょう。

そこで、どんな広告の出し方をすれば効果的なのか、出来るだけ詳しくお話ししましょう。

Web集客の広告、知っておくべきポイントは5つ!

それでは、Web集客の広告について知っておくべきポイントを説明します。ポイントは5つありますので、しっかり頭に入れてください。

Web集客の広告って、そもそもなに?

最初にWeb集客の広告とは何なのか、初歩的なところからお話しします。

Web集客の広告とは、検索結果の一覧やホームページ・ブログなどの広告枠に表示されるバナーやリンクのことです。スマートフォンでは画面いっぱいに出る場合もありますね。では、なぜ広告を利用するのかと言えば、もちろん宣伝のためです。

でも、SEO対策がうまくいけば広告を出さなくてもよさそうですよね。なぜわざわざ費用を掛けてまで宣伝するのかというと、SEOだけでは限界があるからです。

第一に、SEOは競争が激しい場合があるので、どうやっても上位に食い込めないことがあります。すると宣伝のしようがないので、お金を払ってでも広告を出すことでアピールするんですね。また、順位変動もあるので、安定的ではないんです。

第二に、インターネットの世界では、偶然にサイトを見つけることがほとんどありません。街であれば歩いているだけでいろいろな店舗を見かけますが、ネットではそれが期待できませんので、いろいろな場面において広告で宣伝しないと気付いてもらえないんです。

このように、Web集客で広告を利用するのはSEOでは安定しないという問題と、積極的に宣伝しないと見つけてもらえないというネット特有の問題があるからなんですね。

Web集客の広告にはどんな種類があるのか?

Web集客の広告は大きく分けると2種類で、表示するだけのものと、リンクになっていてクリックできるものがあります。なお、現在ほとんどの場合は、クリックして自サイトに誘導する仕組みを採る広告です。さらに詳しく見ると4種類になると思います。

そこで、その4種類についてもう少し詳しく説明しましょう。

広告枠を購入する方法

ホームページやブログで広告枠を購入する方法があります。広告を募集しているサイトを見つけて、直接あるいは代理店経由で枠を購入するというものです。これは、新聞や雑誌など紙のメディアで行われている方式と同じだと考えればよいでしょう。

購入枠に広告を出すだけの場合もあれば、それをクリックさせることで別のサイトに誘導する場合もあります。だたし、このようなやり方はそんなに多くありません。ほとんどの場合は、次に説明する3つのやり方になるでしょう。

検索の一覧に表示する方法

検索サイトの一覧に、広告を掲載するやり方があります。具体的には、検索ワードを決め、そこに対して広告を出すというものです。しかも、PPC(Pay Per Click)と呼ばれる方式になっており、表示されただけでは費用が発生せず、クリックされて初めて費用が発生するものになっています。

ただし、表示される広告の数は決まっているので、入札方式となっています。より高い広告単価を出した広告主が優先的に表示されます。なお、PPCなので、クリックされなければ費用は発生しませんから、入札に参加してもお金だけ取られるということはありません。

この方法の特徴は、検索ワードに紐づいている点です。つまり、興味が湧く可能性があるターゲットだけに絞って広告が出せるわけです。それだけ効率の良いやり方なんですね。

ホームページなどで関連のある情報として表示する方法

ホームページやブログなどで、内容に関連のある情報として広告を表示することもできます。広告自体はPPCなので、検索の場合と変わりありませんが、どんなサイトでどこに表示されるかは決めることができません。広告枠の表示は、ホームページやブログの管理者に委ねられます。

この方法のポイントは、サイト訪問履歴に沿って広告が出せる点です。自社サイトに一度訪問したことのあるユーザーに広告を出すことで、「さっきは興味が無かったけど今になって興味が湧いた」というような場合に、自サイトへ誘導することができます。

成果報酬型にする方法

成果報酬型の広告を出すこともできます。これは、いわゆるアフィリエイトと呼ばれるサイトに広告を出すものですが、一定の条件を満たした場合のみ費用が発生するというものです。つまり、表示したりクリックされたりしても、費用が発生しないということです。

例えば、広告経由で商品が売れると、その場合のみ事前の提示額を支払います。1回いくらとか、売上額の何%とかいった具合です。ただし、この方法の場合、アフィリエイトサイトに自社広告を選んでもらう必要があるので、そのために良い条件を提示することが重要です。

この方法の特徴は、決められた成果が出ない限り費用が発生しないところでしょう。おそらく、最も効率の良いやり方だと思われます。しかし、サイト運営者が自社を選んでくれる保証はないので、広告が全く出ないこともあり得る点は注意が必要です。

ネット広告はどこに申し込むのか?

ネット広告を実際に出すときに、どこに申し込めばよいか気になると思います。そこで、広告のタイプ別にご紹介しましょう。

上記以外にもありますが、代表例として有名なものを示しました。各社が様々な商品名で提供していますので、詳しくはそれぞれのサイトでご確認ください。なお、 Google 広告ならPPC型の広告はほとんど網羅できると思います(YouTubeも Google 広告ですからね)。

ネット広告の費用はどれくらいかかるのか?

ネット広告の費用は、正確には答えられません。なぜなら、ピンからキリまで様々な価格設定があるからです。ただ、参考になるよう Google 広告について少し考えてみます。

まず、 Google 広告の特徴を整理しておくと、基本はPPC広告なので入札して高値を付けた広告主のみが表示されます。安い場合には、クリック単価20円ぐらいから出せますが、高いときには8,000円を超えるような場合もあります。人気のある検索ワードは高いんですね。

この時注意が必要なのが、PPCということで安心しないことです。確かに、クリックされた時だけ費用が発生しますが、費用が発生したからと言って商品が売れたわけではありません。多くの場合は空振りしてしまいます。「クリック数=売上回数」ではないんですね。

空振りした分も費用は発生しますから、計算を間違わないようにしてください。

参考 広告費については、こちらで詳しく説明しています。

https://hprs1.com/%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88-%e5%ba%83%e5%91%8a-%e8%b2%bb%e7%94%a8-%e5%95%8f%e9%a1%8c%e7%82%b9/

Web集客の広告で効果を引き出すときのポイントとは?

Web集客の広告で効果を引き出すときに、知っておくべきポイントを説明しましょう。

検索ワードの選び方を考えること!

検索ワードの選び方はとても重要です。これは、広告の戦略を考えるということになりますが、最も簡単な方法は直接的な検索ワードを選ぶことです。自社が販売している商品そのもののを表したワードに関連させます。しかし、非常に競争が激しいでしょう。

そのような場合には、商品の使い方やメンテナンス方法などやや間接的なところを狙うのも一つの方法です。つまり直接的な競争を避けるということです。また、全国なのか、地元だけなのかといった地域選択など様々な属性についても、しっかりと検討しましょう。

どのページにリンクさせるのかが重要!

ネット広告は、どのページにリンクさせるかも重要なポイントです。単純に名前を知ってもらうだけの広告の場合は、Webサイトのトップページへリンクさせる場合が多いでしょう。しかし、ビジネスのやり方によっては、いわゆるランディングページ(LP)へのリンクが必要です。

例えば、緊急に必要になる商品や、何かのイベントを紹介するのであれば、ランディングページのような専用ページへのリンクが必要です。トップページへリンクしてしまうと、ワンからツークッション必要になるので、せっかく誘導できても逃がしてしまう可能性がありますよ。

広告の文言を十分検討すること!

広告に表示される文言は、事実上のキャッチコピーです。有名な商品なら商品名でも構わないかもしれませんが、無名であれば、誰の何が解決するのかをしっかりと打ち出してください。なぜなら、インターネットを利用する主な理由は、問題解決だからです。

つまり、誰の抱える問題が解決する商品なのかが分からないと、興味を持ってもらえないんです。広告はただ出せば何とかなるものではありません。必ず、魅力を伝えるための工夫が必要であることを知っておいてください。魅力については、ベネフィットとは?を参考にしてください。

SEO対策も併用すること!

広告を出している場合も、しっかりとSEO対策を行ってください。なぜなら、ネット広告は入札式なので、ライバルが高値を付けてくると、広告が表示されなくなる可能性があるからです。別の見方をすれば、広告でアクセスを稼いでいる間にSEOで着実に検索上位を狙うわけです。

SEOで上位に表示されれば、広告を多少減らすことも可能ですから、費用面でかなり楽になるのではないでしょうか。

金額の上限を設定すること!

広告費の設定では、必ず上限金額を設定しましょう。そうしないと、際限なく広告費がかかってしまうことになりかねません。単価が高い広告をクリックされてしまうと、一か月で数百万円という費用になることもあり得ます。

予算をしっかり決めて、上限金額になったら広告が表示されないように設定しておくことで、予想以上の広告費になることを抑えられますよ。

まとめ

いかがでしたか? Web集客の広告について説明しました。

今回ご説明したのは、Web集客の広告ってそもそもなに?、どんな種類があるのか?、どこに申し込むのか?、費用はどれくらいかかるのか?、効果を引き出すときのポイントとは?、などのポイントでした。

Web集客の広告は種類や特性をよく理解して戦略的に出さないと、効果を発揮させることはできないでしょう。ところが、多くの方が広告はたくさん出せば効果があると思っています。実際には、最も興味が強いと思われるキーワードを探して、範囲を狭めることが重要です。

また、広告のキャッチコピーも興味をそそるためには重要だし、そこから移動する自社のホームページの内容もそれを受けたものでなければ効果がありません。Web集客の広告は、どんな内容にするかが最も重要であることをご理解いただければ幸いです。

以上、「Web集客の広告とは?」と題して説明しました。