ネット集客
の法則、必ずできる弱い部分について説明します。読者対象は、ネット集客の法則を知りたい方です。ほとんどのサイトで共通する問題点を紹介していますので、集客で成果をあげるための改善点に気づけますよ。
なぜ、ネット集客の法則が重要なのか?
私はWeb集客の業者ですので、集客について日々研究しています。そんな中でほとんどのサイトに共通する法則に気づきました。それは、ベネフィットの弱さです。ベネフィットとは、商品やサービスから得られる利益のことですが、これが弱いのは非常に問題なんです。
実は、ベネフィットが弱いと商品やサービスの魅力が全くと言っていいほど伝わりません。にもかかわらず、多くのサイトでとても弱いんです。しかし、そう言われてもベネフィット自体がよくわからない方もいらっしゃると思いますので、詳しく説明しましょう。
ネット集客の法則、共通するベネフィットの弱さを解説。
それでは、ネット集客の法則で、共通するベネフィットの弱さを説明します。
ベネフィットの重要性とは?
ベネフィットとは、商品やサービスから得られる利益のことです。一見すると、商品特徴や商品説明と似ていますが、全く異なるものです。簡単に言うと、商品の特徴は商品そのものを説明していますが、ベネフィットはお客さんがどうなるのか、未来を説明しています。
つまり、主語が商品なのか、お客さんなのかという点が違うわけです。魅力を伝えるためには、ベネフィットを説明することが重要ですが、なぜベネフィットでなければ伝わらないのでしょうか? それは、お客さんは自分のことにしか興味を持たないからです。
ホームページのように滞在時間が短いものは、できる限り短時間で魅力を伝える必要があります。そこでネット集客では、すぐに魅力が伝わるベネフィットが、非常に重要になるんですね。
ベネフィットについて
ベネフィットがよく分からないという方は、以下のページを必ず参照してください。なぜなら、この後の説明を理解するために、必要だからです。
https://hprs1.com/%e3%83%99%e3%83%8d%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%83%88-%e3%81%a8%e3%81%af/
なぜベネフィットが弱くなる?
ところで、なぜベネフィットが弱くなるんでしょうか? 本来とても重要な要素のはずなのに、なんか変ですよね。これには2つの理由が考えられますが、1つは勘違いで、もう1つは知識量の違いが関係していると思われます。
ネット集客を勘違いしている場合
おそらく、ほとんどの方がネット集客について思い違いをしていると思われます。どんな勘違いかというと、広報では商品や会社の強みを強く押し出すことが、最も重要だと思っている点です。
これは、広告代理店のようなプロが、誤った認識をしているために起こることなんですね。おそらくあなたも、自分で強みの押し出しをしようと思ったのではなく、誰かにそのように吹き込まれたんだと思います。だから、どうしてもベネフィットという考え方に行きつきにくいんですね。
そして、ホームページでも強みの押し出しこそが最大の魅力になると勘違いして、ベネフィットが弱くなるんですよ。世の中全体がそんな感じだから、まあしょうがないんですけれど。
知識量の違いがじゃまをする場合
商品やサービスについて知識量が多いと、ベネフィットから遠のいてしまう可能性が高くなります。これは意外に感じるかもしれませんが、こちらもかなり多いパターンです。知識量が多い方とは、店員などの担当者とマニアな方に限られるでしょう。
このような方たちは、商品の特徴が分かればそれがどのようなベネフィットになるのかが、瞬間的に想像できます。つまり、詳しい方の場合は「特徴=ベネフィット」になる場合が多いんです。すると説明内容は、必然的に特徴を中心としたものになるんですね。
ある事物について詳しい方は、説明の際に専門用語が入るために、何を言っているのか分からないことがありますよね。それが、まさにベネフィットから遠のいている状態です。
これらが、ベネフィットが弱くなってしまう原因です。いかがですが、あなたも心当たりがあるのではないでしょうか?
ベネフィットが弱い場合の具体例
続いて、ベネフィットがない、もしくは弱い場合の具体例を紹介します。典型的なパターンを説明しますので、あなたのサイトにも当てはまるかもしれませんね。ぜひ参考にして、ホームページの内容を考え直すきっかけにしてください。
商品説明だけをしている
商品説明だけでベネフィットがほとんどないのは、非常に多いパターンです。先ほどもお話ししましたが、お客さんに対して説明すべきはベネフィットです。なぜなら、お客さんはベネフィットにお金を払っているからです。商品説明だけで理解できるのは、商品に詳しい方だけです。
例えば、電気屋さんでテレビを買う人は、地デジ・BS・CS・ビデオを見るためにお金を払います。極端な言い方をすれば、テレビでなくても放送が見られれば何でもいいんですよ。また、50型テレビを買う人の中には、大きさを自慢したいという人もいるでしょう。
つまり、テレビそのものではなく、放送を見ることや自慢がその人にとってのベネフィットです。これがベネフィットにお金を払っているということの理由なんですよ。なお商品説明は、ベネフィットの証拠として使うと有効ですよ。「50型だから自慢できますよ」みたいなことですね。
親切さが足りない
人によってベネフィットは違います。商品そのものよりも、店員の対応や店舗の雰囲気を重視するお客さんも多いと思います。すると、『親切さ』がベネフィットになることもあります。「ネット集客で親切?」と思われるかもしれませんが、ちゃんとポイントはあるんです。
例えば、「詳しくは電話でお問い合わせください」と書いてあるのに、すぐ近くに電話番号が無い場合です。ひどい場合にはどこを探しても電話番号が見つからないこともあります。結局電話帳で調べるようなことになったとしたら、さすがに不親切ですよね。
ようするに、思った時にすぐそれが実行できるかどうか、あるいは分かるかどうかが『親切さ』につながるということなんですね。あなたも、至れり尽くせりの対応をされれば「ここで買おうかなぁ」と心が揺らぎませんか? それはネット集客でもなんら変わらないんですよ。
おもてなしが感じられない
おもてなしが感じられず、お客さんを突き放しているとしか思えないホームページが、非常に多いんです。おもてなしがベネフィットになることは十分理解できると思いますが、ネット集客で典型的なまずい例が、入力フォームのみの問い合わせページです。
ひょっとしてあなたのサイトも、「お問い合わせ」というタイトルがあって、その下にフォームがあるだけになっているんじゃありませんか? それは非常にまずい状態であることに、気づいていただきたいんです。なぜなら、完全にお客さんを突き放しているからです。
普通、申込書を書いてもらう時に店員が一切関わらないことってないですよね。お客さんに用紙だけ渡して「一切の質問は受け付けません。自分で考えてください。」なんてことは、ありえないと思います。ところが、フォームしかないのは、まさにお客さんを突き放したのと同じ状態です。
これでは、ベネフィットが感じられないのは当然ですよね。
ベネフィットを強化するには?
ここまで、ネット集客の法則として、ベネフィットの弱さを説明してきました。では、どのようにすれば、ベネフィットを強化できるんでしょうか?
これはもう、お客さんの目線になって気持ちを理解するしかありません。会社サイトなどで「お客様の立場に立った接客」とか「お客様を第一に考えています」みたいな標語を見かけますが、胡散臭くないですか? そう感じる理由は、本当の意味でお客様目線になっていないからです。
企業側が考えた対応であって、必ずしもお客さんのベネフィットを実現しているわけではないんですね。お客さんが「この店の対応はすごい、本当にお客のことがよく分かっているなぁ」と思うのは、ベネフィットに満足したときです。
もし、どうしてもベネフィットが思いつかないときは、商品の特徴から主語がお客さんになるものを探してください。その要領で考えていけば、何とかそれらしいものを探すことができますよ。
まとめ
いかがでしたか? ネット集客の法則、必ずできてしまう弱い部分を説明しました。
今回ご説明したのは、ベネフィットの重要性とは?、なぜベネフィットが弱くなる?(ネット集客を勘違いしている場合、知識量の違いがじゃまをする場合)、ベネフィットが弱い場合の具体例(商品説明だけをしている、親切さが足りない、おもてなしが感じられない)、ベネフィットを強化するには?、などのポイントでした。
ネット集客の法則として、ベネフィットが弱くなるということを説明しましたが、ご理解いただけましたでしょうか。集客に携わる方の多くが、ベネフィットの重要性に気づいていません。お客さんがお金を払うのはベネフィットがほしいからです。
しかし、人は売る側になったとたんに、それを忘れて商品特徴を説明してしまいます。なぜなら、売る側の人間は商品に詳しいからです。有能な営業マンほど、実は商品について詳しくないことが多いことに気づきませんか? これは、商品ではなくお客さんを考えているからなんですね。
「このお客さんは何に困って、どのような助けを求めているいのか?」このような視点で考えることが出来て、初めて集客になります。ネット集客の法則にはまっているサイトは、お客様目線になっていないということなんですね。ぜひその点にお気づきいただければ、何よりです。
以上、「ネット集客の法則、必ずできる弱い部分とは?」と題して説明しました。