専門学校のホームページ、資料請求の増やし方とは?

Web集客で専門学校の資料請求を増やすには?

専門学校のホームページ資料請求を増やす方法について説明します。資料請求が少なくてお困りの学校関係者はぜひご一読ください。なぜ資料請求が少ないのかを検証し、対処方法についてできるだけ具体的に解説しています。

資料請求の増やし方を知る意味とは?

専門学校の資料請求を増やすにはどうしたらいいのか、「そんな難問に答えなんてあるの?」と思われている方は多いでしょう。確かに、簡単なことではないんですが、それでもやり方がわかれば増やすことはできるんです。具体的には、請求者に資料の魅力を伝えることです。

ただ、もうちょっと深く考えてほしいことがあって、それは「なぜ資料を渡すのか?」です。資料を渡すということは、それと引き換えに相手の個人情報を引き出すということです。ということは、かなり周到に戦略を練らなければいけません。

なぜなら、個人情報を明かすのは、資料請求者から見ればかなりのリスクだからです。だからこそ、資料請求は戦略的に魅力を伝えないとうまくいかないんです。したがって、資料請求の増やし方を知ることには、集客戦略の立て方を知るという意味があるんですね。

そこで、どのような戦略なら魅力が伝わり資料請求が増えるのか、少しだけヒントをお話しします。

資料請求の増やし方のポイント。

それでは、資料請求の増やし方についてポイントをお話ししていきましょう。明確な答えではなくあくまでもヒントにとどめていますが、それでもかなり気づきの多い内容になっているはずですよ。

資料の魅力が伝わっていますか?

まず、資料の魅力が伝わっているかよく考えてください。『こちらから資料請求できます』というタイトルの下にフォームがあるだけというようなページを作っていませんか? これではまず資料請求は来ません。個人情報を入力するというリスクを冒してでも手に入れたいと思えないからです。

なので、請求を増やすには魅力を精いっぱい伝えてください。少なくとも、ホームページに公開していない情報がわかることを伝えてください。ホームページと同じ内容なら請求する必要はありませんから。資料を請求しないと絶対手に入らない情報があることを必ず伝えてほしいんです。

まずは魅力を伝えることが大前提です。もし、あなたがホームページで資料請求した経験があったとしたら、そのときどうして個人情報を入力してまでも資料請求したのかを思い出してください。おのずと答えは出てくるはずですよ。そうです、請求するだけの魅力があったからなんです。

請求者の立場が理解できていますか?

次に考えてほしいのが、誰に対して作った資料なのかということです。わかりやすく言うと、資料の請求者はいろいろな立場の人がいて、それぞれ請求理由が違うという点です。そこで、代表的な請求者を挙げましたので、あなたも理由を考えてみてください。

請求者が高校生の場合

高校生がおそらく一番多い請求者だと思いますが、それでも思ったほどの請求数はないでしょう。普通に考えたら圧倒的に多いと思うかもしれませんが、実際は高校に資料が置いてあるので、直接専門学校に請求することは少ないんですよ。「じゃあ、関係ないね」と思ったらちょっと違います。

請求してもらう方法はいくらでもあります。最低でも3つはあると思いますから、じっくり考えてみてください。請求者の気持ちになることができればわかるはずです。

請求者が大学生の場合

大学生が請求してくることも考えられますね。一般的には、大学に専門学校の資料が置いてあるとは考えにくいので、十分ありうる話です。この場合も、どんな気持ちで請求してきているのかを考えてみてください。おそらく比較的簡単にわかりますよね。

請求者が高校生の親の場合

高校生の親が請求する場合もあります。きっと、子どもの進路が心配で請求してくるんだろうと思いますが、親ならではの知りたいポイントがあるはずです。親がどんな気持ちで資料を請求してくるのか、よく考えてみてください。子どもとは違った視点であることに気付くはずです。

請求者が社会人の場合

あまりないことではありますが、社会人が資料を請求してくることもありますね。この場合は親ではなく自分自身が専門学校への入学を検討している事例として考えてください。だとしたら、社会人ならではの請求理由があるはずです。

深く深く気持ちを探ってみてください。大事なことに気付くはずですよ。

請求者に合わせた内容を用意しましょう

さあ、ここまで請求者のパターンを挙げましたが、それぞれが考えていることは違います。つまり、請求者の気持ちに合わせた内容を用意し、ホームページとして展開する必要があるんです。請求者別にページを用意してもいいのかもしれませんが、1ページにまとめてしまうこともできます。

いずれにしても、それぞれの請求者が知りたい情報は、資料を見ればわかるということを伝えるんです。これこそが、気持ちに合わせた内容を用意するということなんです。それができない限り、資料請求が増えることはまずないでしょう。

だって、いらないものを請求することなどありえないわけですからね。

まとめ

いかがでしたか?

専門学校のホームページで資料請求を増やす方法をご紹介しました。個人情報を入力するだけのリスクを冒してでも資料を請求したくなるように、対象者ごとに魅力を伝える努力をすることが、請求者を増やす秘訣でした。ぜひ考えてみてほしいと思います。

繰り返しますが、請求者に合わせた内容を用意することが、すなわち『資料の魅力』になります。単に入力フォームがあるだけのページでは資料請求してもらえないことを理解してください。そして、請求者が何に魅力(または価値)を感じるのか考えて、ページを更新してみてください。

もう少し言えば、相手の事情に合わせるという捉え方もできますよ。いずれにしても、資料請求が少ないのは、資料の魅力が伝わっていないからだということを肝に銘じて、魅力の再発見と資料請求者の気持ちの把握に全力を挙げてほしいと思います。

以上、「専門学校のホームページ、資料請求の増やし方とは?」と題して説明しました。