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問い合わせを増やす、知っておくべき5点とは?

問い合わせを増やす、知っておくべき5点とは?

問い合わせ増やす、知っておくべき5点を説明します。読者対象は、ホームページの問い合わせを増やしたい方です。問い合わせを増やすためには何が必要なのか、知識から実際の施策までを詳しく網羅しています。

問い合わせを増やすには、何が重要なのか?

「問い合わせを増やすには、どうすればいいんだろうか?」と疑問を持たれたために、あなたはこのページをご覧になっていると思います。ホームページの問い合わせが少なくお悩みの方は少なくありませんので、重要なポイントについてお話しさせていただこうと思います。

ところで、ホームページの問い合わせを増やすには、さまざまな知識が必要になるので、細かく触れていると切りがありません。そこで、必要最小限の知識と施策にまとめてお話しします。

最低限必要な知識と施策はこの5つです。

  1. 問い合わせとは何か?
  2. 問い合わせを増やす前の予備知識とは?
  3. データを記録するには?
  4. 問い合わせを増やす、サイト全体の施策とは?
  5. 問い合わせを増やす、ページ単位の施策とは?

続いて、それぞれについて詳しく説明していきましょう。

問い合わせを増やす、知っておくべきポイントは5つ!

それでは、問い合わせを増やすために、知っておくべきポイントを説明します。ポイントは5つありますので、しっかりと頭に入れてください。

1.問い合わせとは何か?

まず、問い合わせと言う行為について理解しておきましょう。

問い合わせの本質とは?

問い合わせとは、ホームページに書かれていない事について運営者に聞くという行為です。ただし、勘違いしてはいけないのが、情報量が少ないと問い合わせが増えるというものではない点です。なぜなら、問い合わせは例外を聞く行為だからです。

つまり、ホームページにはしっかりとした説明がたくさんあるのに、閲覧者が想定したことが書かれていない場合に、「自分は例外なんだな」と思って問い合わせるんです。これが、『ホームページに書かれていない内容について問い合わせる』という意味だと理解してください。

問い合わせをするときの心理とは?

閲覧者が問い合わせを検討する時、「できることならあまりしたくない」と言う心理が働きます。なぜなら、問い合わせは個人情報を見知らぬ相手に渡す行為だからです。さまざまな犯罪が横行する現代において、個人情報を公開するということは、極めてリスクが高い行為であると言えます。

したがって、問い合わせを増やすためには、いかに信頼してもらうかがポイントになります。さらにそれだけでは足りず、問い合わせることで得られるメリットが重要になります。つまり、問い合わせには、個人情報をさらすだけの価値がほしいわけです。

このように、問い合わせは簡単に増やせるものではないという認識を持ってください。その上で、問い合わせを増やすためにどのような対策を行えばよいのか、知識や施策について具体的に説明していきましょう。

2.問い合わせを増やす前の予備知識とは?

問い合わせを増やすための、予備知識をご紹介します。必要な知識は2つで、アクセス数に関することと、コンバージョン率に関することです。

アクセス数(訪問数)

自サイトに対するアクセス数を把握しましょう。これは、UU数(ユニーク・ユーザー数)とかPV数(ページ・ビュー数)と呼ばれるものです。

  • UU数…アクセスしてきた人数
  • PV数…見られたページの数

このように理解していただければよいと思います。

では、これらの数がどのように問い合わせと関係するのかと言うと、ある程度のアクセスが無いと、問い合わせに至らないからです。なぜなら、ほとんどが冷やかしのアクセスで、問い合わせに至るような真剣なアクセスは非常に少ないからです。

すると、できるだけ UU数に注目すべきです。なぜなら、一人で何回も問い合わせるというのはあまりないからです。1人で10ページ見ても10PVですが、10人が1ページずつ見ても10PVですよね。すると、UU数が多い方が有利であることがお分かり頂けると思います。

こういった分析が必要になりますので、自サイトのアクセス数を把握しておく必要があるんですね。

コンバーション率(CV率)

コンバーション率( CV 率)という言葉を理解しておきましょう。これは、アクセスがあった内、問い合わせに至った割合を示す指標です。一般的には、0.1 %が目安だと言われています。つまり、自サイトに対して1000アクセスがあると、1回問い合わせに至るということです。

すると、2000アクセスあれば、2回問い合わせに至ることになります。一方で、1000アクセスであっても、0.2 %の CV 率であれば、2回問い合わせに至ります。このように、コンバージョン率を把握することで、問い合わせに至る割合が分かります。

こちらも、問い合わせを分析するために必要な指標ですので、把握しておきましょう。

参考 コンバージョン率については、こちらで詳しく説明しています。

コンバージョン率(反応率)について説明します。読者対象は、ホームページにおけるコンバージョン率について知りたい方です。意味や目安だけでなく、コンバージョン率を上げる方法についても詳しく解説しています。

集客力(問い合わせ件数)

上記2つの数値を把握すると、自サイトの集客力を調べることができます。具体的な計算方法は以下の通りです。

  1. コンバージョン率 = 問い合わせ数 ÷ アクセス数
  2. アクセス数 = コンバージョン率 × 問い合わせ数
  3. 問い合わせ数 = アクセス数 × コンバージョン率

例えば、2000アクセスで問い合わせが2回なら、1の式に当てはめて「2÷2000=0.001」つまり、0.1 %のコンバージョン率であることが分かります。ところで、この数値は何を意味しているのかと言うと、問い合わせ獲得の効率を表しています。

アクセスが多いのに問い合わせが少ない場合は、 CV 率が低いことが分かります。逆に、 CV 率が高いのに問い合わせが少ないときは、アクセスが足りないことが分かります。つまり、問い合わせが少ない原因がどこにあるのかが、ハッキリするわけですね。

このようなことから、問い合わせを増やすには、アクセス数と CV 率のどちらか悪い方(どちらも悪ければ両方)を上げるという施策が必要だと言えるでしょう。

ホームページは明確に数値が出ますから、冷静に集客力を計算することが重要です。

3.数値データを取得するには?

「冷静な計算が必要なのは分かったけれど、どうやってデータを把握するんだ?」と思われた方もいらっしゃると思います。先ほどの数値データは、以下に説明するサービスを利用して取得できますのでご安心を。まだの方は、ぜひ利用を開始してデータを収集してください。

Google Analytics(Googleアナリティクス)

Googleアナリティクスは、名前の通り検索で有名な Googleが提供するサービスです。このサービスを利用すると、UU数や PV数はもちろんのこと、さまざまなデータを記録できます。もし、現在利用されていないのであれば、さっそく利用登録をしましょう。

なお、利用を開始した日以前のデータは記録されていません。したがって、しばらくデータがたまるまで待たないと分析できませんので、ご注意ください。

詳しくはこちらの公式サイトへ ⇒ Googleアナリティクス

Google Search Console(Google サーチ コンソール)

Google Search Console も Googleが提供するサービスです。このサービスを利用すると、どの検索ワードで自サイトが表示されるのかが分かります。また、Googleの検索サイトに対する各種の調整が行えますので、ぜひ利用登録しましょう。

なお、こちらも利用開始日以前のデータは取得できませんので、ご注意ください。

詳しくはこちらの公式サイトへ ⇒ Google Search Console

4.問い合わせを増やす、サイト全体の施策とは?

ここでは、問い合わせを増やす具体的な方法として、サイト全体に対する施策をご紹介します。

コンテンツを充実させる。

サイトのコンテンツを充実させてください。具体的には、閲覧者が知りたいと思っている情報を発信して、期待以上の満足を提供することを指します。なぜなら、ホームページに求められるのは、問題に対する解決策だからです。なので、閲覧者が求める情報を発信するんですね。

すると閲覧者が、「ここまで親切に情報提供してくれるのなら、信頼できるかもしれない」と考えて問い合わせに至るんですね。したがって、どうやって問い合わせを得ようか考えるのではなく、どうやって期待に応えるかを考えると、やがて問い合わせが増えてきます。

閲覧者の心を理解するように努めれば、自然とコンテンツの充実を図ることになるはずです。

もう1ページ読みたくなるような導線設計。

1ページ読み終わった後で、さらにもう1ページ読みたくなるように導線設計を行います。簡単に言うと、読み終わったページと関連するページのリンクを列挙することです。ワードプレスの場合は、関連ページの機能を利用しましょう(機能が無い場合はプラグインをインストールします)。

これは、閲覧者が1ページで満足しなかった場合に、さらにもう1ページ読んでもらって満足度を高めるための施策です。したがって、何ページも読んでもらわなくても良いですので、関連するページを列挙できれば十分でしょう。

一般的に、問い合わせは1~2ページ読んだ後すぐに行われますので、たくさん読んでもらうことが目的ではなくて、満足度を高めるための補助的な施策であると理解してください。

セキュリティ対策もしっかりと行う。

セキュリティ対策もしっかりと行います。具体的には、SSL(通信の暗号化)をサイト全体に行ったり、プライバシーポリシーを明確にしておく必要があるでしょう。何かを直接販売しているサイトであれば、特定商取引法に基づく表記も必要です。

こういったセキュリティに関する対策を行うことで、利用者に少しでも安心してもらうことが、一番の狙いです。これは、冒頭でお話しした個人情報を公開することのリスクを、感じさせないようにするための方法であると考えてください。

5.問い合わせを増やす、直接影響する施策とは?

問い合わせを増やすにあたって、直接的に影響する施策についてご紹介します。

お問い合わせページを用意する。

ホームページには、必ずお問い合わせページを用意しましょう。簡単に言うと、入力フォームのある専用ページを準備するということです。なぜこのようなページが必要なのかと言うと、できるだけ問い合わせの手間を省けるようにしたいからです。

元々、問い合わせ自体が積極的に行われるものではありませんので、少しでもハードルを下げたいんですね。したがって、メールアドレスだけを示して問い合わせを求めるようなやり方は、すぐにやめるべきでしょう。とにかく、面倒くさいことはなくすように心がけてください。

お問い合わせページのポイントですが、重要なのは過去の事例や例示をすることです。なぜなら、利用者は問い合わせ方に一番困るからです。何と書けばよいか悩んでしまうんですね。なので、問い合わせ事例を載せることが、問い合わせのハードルを下げることになるのです。

電話による問い合わせであれば、何を聞かれるのか、何を用意すべきか(書類や情報など)を示しておきましょう。

参考 お問い合わせページについては、こちらで詳しく説明しています。

問い合わせページの作り方、7つの超重要ポイントを説明します。読者対象は、問い合わせページ作成のポイントが知りたい方です。単なる作り方ではなく、コンバージョンアップを主眼に置いた説明をしています。

各ページで問い合わせを促す。

各ページで問い合わせを促しましょう。これは、問い合わせを受け付けていることを、知らせるためです。人間は、言われるとそんな気がしてきますので、積極的に伝えるようにしてください。また、せっかくお問い合わせページを用意しても、伝えなければ効果はありませんからね。

なお、どこで伝えるのかと言えば、ページの右上(サイトによっては左上)の方や文章の読み終わりの部分です。これは、最も注目されやすい場所だからです。バナーやリンクを置いて、ワンクリックでお問い合わせページへ移動できるようにしてください。

もちろん、トップページをはじめとして、会社概要に関するページやブログなどすべてのページでお問い合わせページへリンクを張ります。なお、明らかに相応しくないと考えられるページには、リンクやバナーを置かないようにしましょう。

ある程度文章を書いてお問い合わせを促すことになりますが、あくまでもサラッとつたえるようにしてください。強く押されると反発したくなるのが、人間の性質ですからね。

SEO対策(アクセスアップ)を行う。

SEO対策についても、知っておいてください。すでにご存じかも知れませんが、SEO対策とは検索で上位に表示されるように行う施策です。すると目立つようになるので、アクセスを増やすことができるということです。一言で言えば、アクセスアップと言うことですね。

したがって、アクセスの増加はSEO対策によって行うことができます。アクセスアップは、 CV 率が高いのに問い合わせが少ない場合の重要な施策ですので、こちらにも目を向けておきましょう。もちろん、 CV 率が高い場合は、さらに問い合わせを増やすことができますよ。

参考 SEOについてはこちらで詳しく説明しています。

SEOの意味が、どのようなものであるのかを説明します。読者対象は、SEO対策について基本的なことを知りたい方です。SEOの意味、仕組みとこれまでの歴史や背景、そして今後のあり方について、わかりやすく説明しています。

まとめ

いかがでしたか? 問い合わせを増やす、知っておくべき5点を説明しました。

今回説明したのは、問い合わせとは何か?、問い合わせを増やす前の予備知識とは?、数値データを取得するには?、問い合わせを増やすサイト全体の施策とは?、問い合わせを増やす直接影響する施策とは?、などのポイントでした。

問い合わせを増やすには、アクセスの増加とコンバージョン率の向上、この両輪が欠かせません。しかし、多くの方がSEO対策によるアクセスアップにしか目を向けていないようです。ですが、問い合わせは心の動きが大きく影響しますので、利用者の気持ちを理解することが重要です。

問い合わせしたくなるホームページにすること、つまり、コンバージョン率の向上に目を向けることも忘れないでください。もちろん、今回ご紹介したこと以外に影響するものもたくさんあります。利用者の目線に立って考えることを実践していただければ、何よりです。

以上、「問い合わせを増やす、知っておくべき5点とは?」と題して説明しました。