ゴールデンウィーク
のチラシ、5つの超重要ポイントを説明します。読者対象は、ゴールデンウィーク向けのチラシを作りたい方です。デザインから内容の作り方、さらには反応率の上げ方についても詳しく説明しています。
なぜ、ゴールデンウィークのチラシが重要なのか?
ゴールデンウィークは年に1回の稼ぎ時ですよね。すると、セールを行ったり、各種イベントを行うなどして集客を狙うと思います。そうなると重要なのが、それを告知するためのチラシやPOPではないでしょうか。もちろんチラシだけでなく、Webなども使って知らせる必要があるでしょう。
なぜなら、どんなにお得なセールやイベントを開催しても、それを誰も知らないのではまったく意味が無いからです。では、どんなところにポイントを置いてチラシやPOP、場合によってはWebを作ればいいんでしょうか?
そこで、ゴールデンウィークのチラシについて、重要なポイントをご紹介しましょう。
ゴールデンウィークのチラシ、ポイントは5つ!
それでは、ゴールデンウィークのチラシについて、5つのポイントをご紹介します。
チラシのデザインは?
まず、チラシのデザインですが、これはサンプルがネット上に多数存在します。ちょっと検索するだけで山のようにテンプレートが見つかりますよ。見つけたものから、気に入ったものをダウンロードしていただければそれでよいと思います。(Google検索 ⇒ チラシ デザイン テンプレート)
では、どんなデザインのものをダウンロードするかということですが、提供しようとしている商品やサービスのイメージに近いものを見つけることができれば、それが間違いないと思います。見つからなければ、色味で選ぶのも一つの方法ですよ。
暖色系は活発で、寒色系は落ち着いているということがわかれば参考になるでしょう。また、チラシのレイアウトについては、オーソドックスなもので構わないと思います。キャッチコピーを入れる枠が上部にあって、その下に画像や説明文を入れるような典型的なタイプですね。
もう少し細かいことを言うと、チラシに入れる文言が、どれだけ読みやすく注目されやすいデザインやレイアウトになっているかがポイントでしょう。つまり、デザインよりも、チラシの文言の方が重要なんですね。
今の時代、テンプレートはネットでいくらでも手に入るので、とても便利ですよね。
チラシのタイトルは?
続いて、チラシのタイトルについて考えてみましょう。タイトルは、要するにキャッチコピーのことですが、これは練りに練ってください。タイトルが悪いと興味を引くことができませんからね。では具体的にどうすればよいのか順番に説明しましょう。
どんなニーズに沿っているのか?
あなたの売ろうとしている商品は、どんなニーズを満足させるものでしょうか? 例えば、食事ならおいしいものを食べたいという欲求を満たすものだし、バーゲンセールなら安く購入したいという欲求を満たすものです。
このようにして、どんなニーズに沿ったものであるかを明確にすることで、いろいろな言葉を思いつくことができますよ。最初に、できるだけたくさんの言葉を集めましょう。
ニーズから予想される人物像は?
ニーズが明確になったら、興味を持つ方の人物像を考えてみましょう。年齢層はどうでしょうか、お子さんでしょうか、若い方でしょうか、中高年でしょうか、お年寄りでしょうか。性別はどうでしょうか、アクティブな方、落ち着いた方、など様々だと思います。
もちろん、商品によっては多種多様だと思いますが、もしある程度絞れるのであれば、絞ってみてください。そうすると、誰に対して伝えるのかが明確になるので、言葉にしやすくなるはずです。相手に応じて言葉遣いが変わることもありますから、意外と重要ですよ。
どんなことを伝えるのか?
もちろん、どんなことを伝えるのかも明確にしてください。何となくでは、お客さんを集めることはできませんよ。できるだけ、「この1点を伝えたい!」というものをハッキリさせて、それをどのような言葉にするかを考えてください。
例えば、肯定形と否定形では、意味は同じでも印象が違ってきます。「遅れるな」と「早く来い」は同じ意味ですが、感じ方はずいぶんと違いますよね。このように、どのような言葉で表現すると伝わるのかを考えましょう。
このような点を考えながら、チラシのタイトル(キャッチコピー)を考えてください。
チラシの対象期間は明確に。
チラシの対象期間は明確にしましょう。なぜなら、ゴールデンウィーク中すべてなのか、特定の日だけなのかがハッキリしていないと、チラシを手に取った人が誤解する可能性があるからです。曖昧だと、クレームの原因になりかねませんからね。
また、期間が限定されると人間は行動に移りやすくなりますので、ビジネスとしても有効です。つまり、「ゴールデンウィークの期間だけしかやらないんだよ」ということを伝えることで、購入したり参加したりしたくなるように、仕向けることができるんですね。
これは、ゴールデンウィークのような特別な期間だけでなく、日ごろから期限を意識するようにしてください。明らかに集客しやすくなりますよ。
ゴールデンウィークならではの理由はあるか?
ゴールデンウィークならではの理由はありますか? なぜのこようなことを聞くかというと、チラシを見ている方に対して行動を起こさせるための、一つのテクニックだからです。つまり、特別感を演出したいんですね。特別感があると動いてしまうのが、人の習性です。
ゴールデンウィーク期間中だけの特別なものがあると良いですね。例えば、気候や時期など4月下旬から5月上旬だからこそできるものだと、非常に説得力があると思います。ただし、業種によってはそのようなものは無いと思いますので、いわゆる便乗という形を採ると良いでしょう。
例えば、『ゴールデンウィークセール』などとして、「ゴールデンウィークだからやっているバーゲンセールなんですよ」という感じで、理由付けします。よく考えれば関係なさそうなものでも、堂々と訴えれば、それらしく思えてしまうものですよ。
したがって、先ほどのタイトルも「ゴールデンウィーク○○!」など、ゴールデンウィークを入れるようにすると、理由付けができるでしょう。
目玉はありますか?
ゴールデンウィークならではの目玉があると、さらに良いと思います。つまり、いつもと違う特別な何かがほしいんですね。例えば、普段よりも割引率が高いとか、この期間だけオマケがついてくるとか、この期間だけの商品があるとか、目玉がほしいところです。
なぜなら、目玉商品も、実は期限を感じさせるからです。「この期間しかないんだったら行ってみるか!」となるわけですね。
できれば気の利いた情報があったほうが良い。
チラシには、できれば気の利いた情報があったほうが良いと思います。例えば、イベントであれば当日の交通状況など説明してください。そのとき、駐車場があるならどこにどんな駐車場があるのか、公共の交通機関を勧めるのであれば、その理由も添えるといったことが重要です。
なお、チラシの大きさや内容によっては、書ききれる情報ではないと思いますので、そのようなときはWebサイトへ誘導するのも手ですよ。もちろん、それに対応したホームページを作っておく必要はありますが。つまり、ネットと連動させるわけですね。
また、チラシを見た人だけが知り得るURLにしておけば、チラシを見て反応した方が何人いるかを測定することも可能です。つまり、反応率を調べることができるわけです。さらには、チラシをPDFなどにして掲載すれば、閲覧者が配ってくれる可能性もあるでしょう。
このように、チラシの枠を超えた情報についても得られると、チラシを見た方の期待値を上回ることになり、反応率が高くなることが期待できます。
まとめ
いかがでしたか? ゴールデンウィークのチラシ、5つの超重要ポイントを説明しました。
今回ご説明したのは、チラシのデザインは?、チラシのタイトルは?、チラシの対象期間は明確に、ゴールデンウィークならではの理由はあるか?、できれば気の利いた情報があったほうが良い、などのポイントでした。
ゴールデンウィークのチラシを作るにあたって、知っておくべきポイントをご紹介しました。ぜひご理解いただきたいのが、デザインだけでは集客できない点です。タイトルを含めた内容の充実が、最も重要です。つまり、どれだけニーズをしっかり把握して、それを訴求できるかです。
したがって、チラシ作成の順序としては、何を訴求するかというところを作ってからデザインを決める方が良いのは間違いないでしょう。また、デザインはいろいろなテンプレートが簡単に入手できるので、あまり気にする必要もないくらいです。
また、最近はスマホ全盛ですので、ホームページやブログなどネットとの連携も忘れないでいただきたいと思います。
以上、「ゴールデンウィークのチラシ、5つの超重要ポイント!」と題して説明しました。