コンバージョン率(反応率)を、正しく理解しよう!

コンバージョン率(反応率)を、正しく理解しよう!

コンバージョン率(反応率)

について説明します。読者対象は、ホームページにおけるコンバージョン率について知りたい方です。意味や目安だけでなく、コンバージョン率を上げる方法についても詳しく解説しています。

コンバージョン率(反応率)を知る意味とは?

あなたは、「コンバージョン率とはどのようなものだろうか?」と疑問を持たれて、このページをご覧になっていると思います。ホームページ集客を行っていると、コンバージョン率は非常に気になるのではないかと思います。ところで、なぜそんなに気になるのでしょうか?

それは、ホームページへのアクセスは多いのに、思ったほどのコンバージョン(反応)が無いからではないでしょうか。つまり、コンバージョン率(反応率)を知るということは、ホームページの集客効率について知る意味もあると、言えるのではないでしょうか。

そこで、コンバージョン率について詳しく説明しますので、参考にしてみてください。

コンバージョン率(反応率)、7つのポイント。

それでは、コンバージョン率(反応率)のポイントをご紹介します。大きく7つのポイントがありますので、しっかり目を通してください。

コンバージョン率(反応率)とは何か?

コンバージョン率を知る前に、コンバージョンとは何かを説明します。コンバージョンとは、ホームページにアクセスしたユーザーが、何らかのアクションを起こすことを指します。例えば、お問い合わせや資料請求といった実際の行動のことで、これがコンバージョンです。

したがってコンバージョン率とは、「全アクセス数の内、コンバージョンが占める割合を数値で表したもの」ということになります。つまり、ホームページの成果を表した指数であるとも、言えるのではないでしょうか。では、具体的な数字を挙げてみましょう。

コンバージョン率の具体例
サイト アクセス数 コンバージョン率 問い合わせ
10,000 0.5% 50件
5,000 1% 50件

※ アクセス数×コンバージョン率=問い合わせ件数

上記表から分かるのは、1件の問い合わせを得るのにaは200アクセス、bは100アクセス必要であることです。例えば350アクセスあった場合、「aは1件」、「bは3件」の問い合わせがある計算です。このことから、aのサイトは非常に効率が悪いことがわかりますよね。

つまり、一定以上のアクセスがあるなら、アクセス数を増やすよりもコンバージョン率を高くする方が効率的だということがわかります。だから、成果の指標として有効なんですね。

コンバージョン率は、日本語では反応率が最も近い言葉ですが、ここではコンバージョン率に統一してお話しします。また、略してCV率とも言います。

コンバージョン率の計算方法とは?

続いて、コンバージョン率の計算方法についてお話ししましょう。コンバージョン率は、全アクセス数の内どれくらいコンバージョンがあったかを計算すれば、算出できます。

つまり、『コンバージョン数÷アクセス数=コンバージョン率』ということになります。例えば、コンバージョン数が10で、アクセス数が2000ならば、コンバージョン率は0.5%ということになりますね。コンバージョン率は、このように計算することができます。

したがって、コンバージョン率を計算するためには、ホームページのアクセス数とコンバージョン数を正確に計測し、記録しておく必要があります。

どうやって計測するのか?

ところで、「コンバージョン数はお問い合わせを数えればわかるとしても、アクセス数はどうやって計測するの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは、アクセス記録を行うことで対応します。レンタルサーバーであれば、アクセスが記録されていると思います。

また、アクセスが記録されていない場合は、 Google アナリティクスのようなアクセスを記録したり解析したりできるツールの使用が必要です。したがって、現在アクセス記録が無い場合は計測は不可能です。なお、記録を開始しても、データが蓄積するまでしばらく待つ必要があります。

Google アナリティクスにはコンバージョンという項目があるので、設定しておくと簡単にコンバージョン率がわかりますよ。

コンバージョン率の目安はどれくらい?

さて、コンバージョン率の目安はどれくらいでしょうか? 何パーセントくらいが適性なのか、目安となる数値が知りたいですよね。実は決まった目安は無く、低ければ 0.1%以下の場合もあるし、高ければ10%に迫る場合もあります。一般的には 0.5%未満というサイトがほとんどでしょう。

「よかった、うちは 0.5%だからマシな方だ」と思った方は、ちょっと待ってください。あなたの業種では、実は1%を超えるのが当たり前かもしれませんよ。なので、よそと比較するよりも自社の過去のデータと比較して、増えたかどうかを見たほうがより適切だと思います。

それでも、何かしらの指標が必要になることもあるでしょう。敢えて数字を挙げると、やはり1%というラインが良し悪しの境界線になるんじゃないかと思います。なので、とりあえず1%以上であれば、優秀なほうだと考えておけばよいでしょう。

コンバージョン率の重要性とは?

ところで、コンバージョン率は重要なんでしょうか? 先に答えを言えば、コンバージョン率は非常に重要です。なぜなら、『コンバージョン率=集客の成功度合い』と言えるからです。というのも、集客はアクセスを増やすだけでは不十分だからです。

ここでコンバージョン率について再度確認しておくと、全アクセス数のうち、コンバージョン数が占める割合を指していました。この点は問題ないですよね。ということは、アクセス数とコンバージョン率の関係性が、非常に重要であるということです。

例えば、あるサイトに1,000アクセスあったとします。コンバージョン率が1%なら、コンバージョン数つまりお問い合わせ数は10件です。同様に、コンバージョン率が 0.5%なら、お問い合わせ数は5件です。これは、お問い合わせ獲得の確率を表しているともいえます。

つまり、アクセス数が増えなくても、コンバージョン率が上がれば、お問い合わせが増えるということになります。コンバージョン率が高いということは、効率よくお問い合わせを獲得できるということなので、集客がうまくいっている証としてとても重要なんですね。

コンバージョン率を上げるには、何をすればいいのか?

コンバージョン率を上げるために、本来はサイト全体にわたってあらゆる策を講じるのが当然なんですが、ここでは大きく2つのポイントに絞りました。なぜなら、最も即効性が高いからです。

1.お問い合わせページへの誘導は適切か?

お問い合わせページへの誘導が適切かどうかは非常に重要です。なぜなら、お問い合わせページへアクセスしない限り、コンバージョンはあり得ないからです。一番まずいパターンは、どこからお問い合わせをしたらよいのか、わからない場合です。

リンクにしてもバナーにしても、わかりやすい位置に置いていないから、お問い合わせページにたどり着けないんですね。これでは内容以前の話ですので、しっかりと目立たせて、わかりやすい位置にお問い合わせページへのリンクを置いてください。

これで、お問い合わせページへの誘導を適切に行えますので、コンバージョン率の改善につながるはずです。

2.お問い合わせページのつくりに、問題はないか?

お問い合わせページのつくりに、問題がある場合もあります。お問い合わせページに問題があると、閲覧者がお問い合わせをしてくれません。つまり、お問い合わせページにたどり着いた後、コンバージョンをさせるためには、さらに仕掛けが必要であるということです。

典型的にまずいパターンは、お問い合わせフォームしかない場合です。ほとんどのサイトがそのような形なので、おそらくみなさんはそれでよいと思うんでしょうね。実は、それではダメなんです。いいですか、よく考えてみてください。

もしあなたがお問い合わせをしようとしたときに、何の説明もない入力フォームだけのページで何かを問い合わせようと思うでしょうか? おそらく、そんな気は起らないでしょう。なぜなら、個人情報を入力して問い合わせても、本当に返答がくるのかわからないからです。

つまり、個人情報を入力するというリスクを冒してでも、得られるものの方が大きいことを、しっかりと伝えなくてはいけないんです。このように、お問い合わせページのつくりを改善すると、劇的にコンバージョンを増やすことができるでしょう。

アクセス数の増加で、コンバージョン率はカバーできるのか?

アクセス数の増加で、コンバージョン率はカバーできるのでしょうか? アクセス数を増やすということは、SEO対策の強化を行うということですが、これでコンバージョン率をカバーすることは、かなり難しいのではないでしょうか。

SEO対策はアクセス数を増やすので、非常に大事な施策です。しかし、コンバージョン率をカバーするためには、どれくらいアクセス数を増やせばいいのでしょうか。先ほども数値を挙げて説明しましたので、ここでも具体的に数値で考えてみましょう。

例えば、1か月に5件の問い合わせがほしいとします。現状500アクセスあって、反応率が 0.5%だとすると、問い合わせは2~3件です。これをSEO対策でカバーするとなると、1,000アクセス必要になります。つまり、アクセス数を倍にするということです。

ところが、反応率を1%に高めることができれば、アクセス数は500のままでも5件のお問い合わせが獲得できます。やみ雲にSEO対策に力を入れるよりも、コンバージョン率を上げるべきです。特に、全体的なパイが小さい業種の場合は、アクセス数を倍にするなど至難の業でしょう。

したがって、SEO対策だけに頼るよりコンバージョン率を上げるほうが、はるかに成果を出しやすいと言えます。

まとめ:アクセス数より、コンバージョン率を重視しましょう。

いかがでしたか?

コンバージョン率について説明しました。コンバージョン率とは何か、コンバージョン率の計算、どうやって計測する、コンバージョン率の目安、コンバージョン率の重要性、コンバージョン率を上げる、アクセス数の増加でカバー、といった7つのポイントがありました。

繰り返しになりますが、コンバージョン率は集客の効率を表しています。アクセス数が少なくても、コンバージョン率が高ければ、お問い合わせは増えます。逆に、アクセス数の増加でお問い合わせを増やすのは、相当な労力を必要とします。

アクセス数を倍にするのは大変でも、コンバージョン率を倍にすることはそんなに難しいことではありません。ぜひコンバージョン率を改善して、効率よく集客を行っていただければ幸いです。

以上、「コンバージョン率(反応率)を、正しく理解しよう!」と題して説明しました。