ホームページの内部リンク、知っておくべき7点!

ホームページの内部リンク、知っておくべき7点!

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内部リンク、知っておくべき7点を説明します。読者対象は、ホームページをどのようにリンクすればよいのか知りたい方です。各ページ間の内部リンクの張り方を、例示しながら分かりやすく説明しています。

なぜホームページの内部リンクが重要なのか?

ホームページを作るにあたって、「ページ間のリンクはどうしたらいいんだろうか?」と疑問が湧くのではないでしょうか。なるべくたくさんの方に見てもらってそれなりに成果をあげるためには、用意するページだけでなく、それぞれのリンクの張り方も重要ですからね。

具体的には、どのようなページを用意して、それをどのように結び付けるかということになると思います。つまり、ページ構成と内部リンクを同時に考えることが重要なんですね。なぜなら、どんなに良いページを用意しても、そこにたどり着けなければ見てもらえないからです。

そこで、ホームページの内部リンクの張り方を、詳しく説明しましょう。

参考 リンク自体の作り方が知りたい方は、こちらをご覧ください。

https://hprs1.com/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8-%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%af-%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9/

ホームページの内部リンク、7つのポイント!

それでは、ホームページの内部リンクについて説明します。7つのポイントに絞りましたので、しっかり目を通しましょう。

内部リンクとは?

ホームページを作ってサイトとして構成する際に、各ページをリンクで結びますよね。この各ページをリンクで結ぶことを、内部リンクと呼びます。なぜ、内部でリンクするのかというと、ページ間の移動をスムーズにするためです。

でも、なぜページ間のリンクをスムーズにする必要があるんでしょうか? それは、閲覧を1ページで終えてほしくないからです。つまり、数ページ見てもらうことで、最終的にはコンバージョン(問い合わせや広告のクリック)につながってほしいですからね。

しかし、だからといってやみ雲にリンクしたのでは、様々な問題が出てきます。簡単に言うと、閲覧者が迷子になってしまうんです。「あれ? 私は今どのページに居るんだろうか。」となったのではまずいですから。

つまり、正しいリンクの張り方を知る必要があるんですね。なので、必要なページ構成とセットで理解しないといけないわけです。続いて、具体的なお話をしていきましょう。

ページ構成にあたって必要なページとは?

まず、ページ構成にはどんなページが必要なのか考えてみましょう。最初に思いつくのはトップページではないでしょうか。これは当然必要ですね。それ以外には、会社概要、サービス概要や商品一覧など、それから集客ページ(問い合わせページ)などが必要になるでしょうか。

こんな感じで「たぶんこういうページが必要だろう」と、思いつくだけページを洗い出す作業が必要だと思います。ところが、これらはどちらかというと自分が作りたい、あるいは見てほしいページですよね。すると、ユーザーが見たいと思わないページを作っているかもしれないんです。

なので、ユーザーのニーズを分析して本当に必要とされているページをあぶりだすことが先決です。どんなことが知りたいのか分かればページを作ることができます。一見難しそうですが、お客様目線になることができればさほど難しいことではないでしょう。

なお、ページ構成について詳しく説明したページがありますので、必要であればそちらを参照してください。

https://hprs1.com/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88-%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a7%8b%e6%88%90/

内部リンクは、どのように張ればいいのか?

必要なページが分かったら、いよいよ内部リンクの張り方をどうするかを考えます。おそらく数十から数百というページ数になると思うので、これらをうまく構成しないと非常に分かりづらいサイトになってしまいます。分かりづらいと伝わるものも伝わらなくなってしまいますからね。

まず、最低限必要なのは、同じ系統のページをまとめることです。具体的にいうと、小さなリンク集を作ります。実はこれだけでも十分機能すると思います。需要のあるページが用意できれば、特別なことをする必要はないんですね。

リンク集を見れば同系統の情報にたどり着けることが分かりますから。また、質の高いページを系統で別けるんだから、小さなリンク集が高品質ページの親玉になり、SEO上も非常に強力な意味を持つことになるんです。なので、結局は各ページの質が大事だということになります。

ラーメン屋さんのホームページに例えると?

ちょっと分かりにくいかもしれないので、ラーメン屋さんのホームページに例えてみましょう。取扱商品の紹介ページとして「ラーメン」というページを1ページ作り、そのページに「しょうゆラーメン・みそラーメン・塩ラーメン・とんこつラーメン」などのページへのリンクを作ります。

こうすると、ラーメンというリンク集に各種ラーメンのページが関連付けられることになります。これなら、何ラーメンを扱っているのか「ラーメン」のページを見るだけで分かりますよね。また、検索エンジンにも、リンク集をラーメンの紹介ページとして伝えることができるんです。

なお、なるべく各ページからもリンク集へのリンクを設けておいて、行き来できるようにしておいてください。より一層便利になって効果が高まりますよ。

こんな感じで関係のあるページをまとめることで、お客様に対して分かりやすく紹介できます。さらに、検索エンジンにも意味を伝えやすくなり、SEO対策にもなるんです。そして、トップページはこの「小さなリンク集」をまとめた『親玉リンク集』になればいいということなんですね。

要するに、「トップページ ⇒ リンク集 ⇒ 個別ページ」という順番にするということです。難しく考えずに、関連がある個別ページをまとめたリンク集を作ればいいと考えてもらえれば、分かりやすいと思いますよ。

閲覧数を増やすには、内容の充実が必要です。

ここまでの説明で、リンクの張り方はお分かり頂けたと思います。閲覧者が回遊できるように、出入り口や通路の整備はできたわけですが、それだけではまだ不十分です。なぜなら、内容が面白くなければ、途中で離脱してよそのサイトに行ってしまうからです。

結局、最も重要なのは、「このホームページ面白い、もっと読みたい!」と思ってもらうことです。これが無ければ、どんなに経路を整備しても、全く利用されることは無いでしょう。では、どんな内容が良いのかというと、読み手にとって何らかの気付きがある文章です。

抽象的な表現で申し訳ないですが、「本当は大事なことが他にある」とか、「説明からわかる教訓」などがあると、気付きがある文章だと言えるでしょう。つまり、なんとなく学んだのではわからないような、プロならではの見解がほしいんですね。

ページ紹介などの誘導も重要です。

また、ページ紹介などの誘導も重要です。説明文の最後に「○○について詳しくはこちらのページをご覧ください」など、続けて読みたくなるように紹介する工夫も必要です。単に内部リンクがあるだけだと、なぜそこにリンクがあるのか理解されない場合もあります。

したがって、他のページも読んでもらえるように、誘導する必要があります。ただし、「ぜひこちらも読んでください」と読むことを強く勧めると、かえって読まれない可能性もあります。あくまでもサラッと紹介するように留めましょう。

人間心理はなかなか複雑なので、強いと逆効果になることがあるんですね。紹介しないと気付かれない恐れがあるものの、それが強すぎると読む気が失せる恐れがあるということを、知っておいてください。

参考:リンク構成は、WordPressなら簡単につくれる。

リンク構成は、個別ページをリンク集でまとめるというやり方を繰り返すんですが、数百ページともなると大変です。当然ページは増えていくと思うので、リンク集自体も場合によっては系統ごとに2ページ、3ページと増えることになります。これはとても大変ですよね。

ところが、WordPressなら構成がとても簡単にできるんです。具体的には、カテゴリーとタグという機能です。これらはいわゆるグループ分けをしていますが、自動的にリンク集を作ってくれるので、かなり楽なんですね。

このような点でも、WordPressが人気なのかもしれませんね。

まとめ:内部リンクは、人にとってもSEOにとっても大事。

いかがでしたか? ホームページの内部リンク、知っておくべき7点を説明しました。

今回ご説明したのは、内部リンクとは?、ページ構成にあたって必要なページとは?、内部リンクはどのように張ればいいのか?、ラーメン屋さんのホームページに例えると?、閲覧数を増やすには内容の充実が必要です、ページ紹介などの誘導も重要です、参考:リンク構成はWordPressなら簡単につくれる、などのポイントでした。

ホームページの内部リンクは、関係の深いページ同士をリンク集でまとめるだけでも、十分な効果があるということでした。それが、閲覧を簡単にし、SEO対策としても有効に働きます。ただし、あまり複雑化しないように注意してください。

そして、最も忘れないでほしいのが、閲覧を簡単にすることで回遊性を高くしている点です。どうしてもSEO対策に目が行きがちなんですが、反応を得るためには色々なページを見せることで理解を深めてもらうことが重要です。何のためのリンクなのかを忘れないでください。

そして、リンクはあくまでも形であって、本当に重要なのは内容です。もっと読みたいと思えるような充実した内容を提供することが、ホームページとして何よりも優先されることを、忘れないでください。

以上、「ホームページの内部リンク、知っておくべき7点!」と題して説明しました。