ホームページのデザイン、7つのパターンとは?

集客ホームページのデザイン、7つのパターンとは?

ホームページデザイン、7つのパターンを説明しました。集客できるホームページのデザインが知りたい方に適した内容です。単なるデザインの説明だけでなく、集客戦略に基づくデザインについて詳しく説明しているからです。

なぜ、ホームページのデザインが重要なのか?

あなたは、「集客できるホームページの、デザインが知りたい!」そう思って、このページをご覧になっていると思います。確かに、デザインの良いホームページは非常に多いですから、自分のサイトのデザインをもうちょっと何とかしたいと思う気持ちはよくわかります。

ところで、なぜデザインを知りたいのでしょうか? それは、デザインが良いと集客に結び付くと思われているからですよね。しかし、デザインだけを作り込んでも集客できるわけではないんです。実は、集客ホームページのデザインは、集客戦略に則って作るものなんです。

つまり、デザインは戦略とセットで考えることが、最も重要なんです。そこで、ホームページのデザインはどのように考えればよいのか、詳しく説明しましょう。

ホームページのデザイン、パターンは7つ。

それでは、ホームページのデザインのパターンを説明します。7つあるので、しっかりと頭に入れてください。なお、漠然と抽象的な説明をしてもわかりにくいので、『海鮮丼のお店』を例に説明していきましょう。

ネタの鮮度で勝負する場合のデザイン。

ネタの鮮度で勝負する場合について考えてみましょう。海鮮丼の売りがネタの鮮度である場合は、鮮度をどのように伝えるかが重要なポイントです。すると、鮮度の良さは写真で伝えることは難しいでしょう。そこで、詳しく文章で説明することになります。

具体的には、どこで入手し、どんなルートで運ばれてきたのかを説明しなくてはいけませんね。さらに、ネタが新鮮であることをお客さんの感想などを使って、信ぴょう性を高めます。このように写真で伝えられないものは文章で伝えますので、ブログのようなデザインが適するでしょう。

ここで重要なのは、新鮮であることを証明するための証拠を、いかにうまく伝えるかです。するとデザインは文章が読みやすいものが良いということになるわけですね。

ネタの種類で勝負する場合のデザイン。

ネタの種類で勝負する場合について考えてみましょう。海鮮丼の売りがネタの種類である場合は、種類をどれだけたくさん伝えられるかが重要なポイントです。すると、文章だけでは種類を伝えきれないので、写真を多用することになるでしょう。

具体的には、魚の写真とさばいた後の具材の写真を載せ、どんな魚でどんな味なのかを説明することになります。ただし、写真だけでは伝わりにくいですから、文章を補足する意味で適度に写真を入れるようにしてください。こちらもブログのようなデザインであれば馴染むでしょう。

ここで重要なのは、ネタの種類をどれだけたくさん紹介できるかです。少なくとも乗っているネタはすべて紹介すべきでしょう。するとデザインは文章と写真のバランスが重要になるんです。

ネタの味で勝負する場合のデザイン。

ネタの味で勝負する場合について考えてみましょう。海鮮丼の売りがネタの味である場合は、おいしさをどれだけ伝えられるかが重要なポイントです。すると写真で伝えることは不可能に近いので、文章を書くことで説明することになります。

ただし、おいしさを説明するというのは非常に難しいので、できるだけ多くの方の「おいしい!」という感想を集められるかにかかってきます。つまり、感想の数で勝負するということです。また、グルメリポーターに感想を伝えてもらうというのも効果がありますね。

ところが、注意しないといけないのが、有名人のサインをやたらとたくさん飾っているお店です。単に飾っているだけだと、「うちは有名人が来るぐらいすごいんだぞ!」という単なる自慢になってしまうことです。自慢ではなく、おいしいということの『証拠』になるようにしてください。

いずれにしても、感想の多さが自慢にならないように注意して、内容を構成する必要があります。こちらの場合も、ブログのように文章を中心としたデザインが適切でしょう。

ネタの大きさで勝負する場合のデザイン。

ネタの大きさで勝負する場合について考えてみましょう。海鮮丼の売りがネタの大きさの場合は、ネタの大きさをどれだけ伝えられるかが重要になります。もちろん写真を載せることは必須ですが、一般的な海鮮丼との比較写真が必要です。要するに比較対象が欲しいんですね。

重要なのは、どれだけわかりやすく比較できるかです。見た瞬間に「うわっ、こりゃデカい!」と思うような写真があれば伝わりやすいですね。文章で「大きさが〇センチあります」みたいに説明しても、なかなか伝わりにくいでしょうから。

すると、写真がメインで補助的に文章を書くようなデザインになるでしょう。写真を載せやすいのであれば、ブログ形式を使っても問題ありませんよ。やはり、大きさを証明するための証拠が必要であり、それをいかにうまく表現できるかが、デザインのポイントです。

見た目の豪華さで勝負する場合のデザイン。

見た目の豪華さで勝負する場合について考えてみましょう。海鮮丼の見た目の豪華さを売りにしている場合は、とにかくきれいな写真が重要になります。見た目で勝負するのだから当然ですね。最近の流行である、いわゆる『SNS映え』を考える必要があるでしょう。

高性能なカメラで撮影したり、レタッチソフトで修正したりといったことが必要になるでしょう。また、専門のカメラマンに撮影してもらう必要があるかもしれません。写真を中心とした内容になりますから、写真が一覧できるようなデザインにすべきでしょうね。

なんだったらホームページではなく、インスタグラムなどの写真投稿サイトを考えてもよいかもしれません。きれいな写真をできるだけ多く公開できるようにするのがポイントです。

安さで勝負する場合のデザイン。

安さで勝負する場合について考えてみましょう。海鮮丼の売りが安さである場合は、相場に比べてどれくらい安いのか、証拠を示す必要があります。例えば、「相場は○○円ですが、当店では□□円で提供しています。」と、具体的な金額や価格差を示すべきでしょう。

しかし、海鮮丼は生ものなので、安くても安心して召し上がってもらえることを説明する必要もありますよ。つまり、なぜ安いのか、そのカラクリも説明すべきなんです。そうすることで、「安かろう悪かろう」ではないことを証明し、信用してもらうんですね。

基本的には文章による説明が中心で、写真もいくつか載せることになると思うので、ブログ形式のデザインであれば問題ないでしょう。また、表を利用して、比較対象を左右対称に並べる必要もあるでしょうね。ポイントは、安くても安心であることを証明しやすい、デザイン表現です。

人柄の良さで勝負する場合のデザイン。

人柄の良さで勝負する場合について考えてみましょう。ご主人の人柄の良さを店の売りにしている場合は、具体的にどこが良いところなのかを説明する必要があります。人当たりが良くて接客の評価が高いのか、いつもネタをおまけしてくれる気前の良さがあるのかなどです。

また、「この道〇〇年」とか「有名店の□□で修業」みたいに、技術的に優れていることを伝えるのも良いでしょう。このような人柄の良さを証明するために、ご主人の熱意のこもった文章や、お客さんの感想・評価を載せる必要がありますね。

つまり、人柄の良さを証明しやすいデザインが必要になるんです。したがって、デザイン的には、文章をメインとして写真を少し載せるような構成になるでしょう。基本的には、ブログのようなデザインが良いのではないかと思いますね。

まとめ:デザインは、集客戦略によって自然に決まります。

いかがでしたか?

ホームページのデザイン、7つの重要ポイントを説明しました。海鮮丼の店を具体例として説明しましたが、本質的には「商品・価格・人柄」なので、ほとんどの企業に当てはまると思います。一度、自社の場合に置き換えて考えてみてください。

繰り返しになりますが、大事なポイントは、表現する内容(証拠)によってデザインが変わるところです。つまり、商品の良さやその証拠が、表現しやすく理解しやすいデザインを選ぶべきなんです。だから、デザインありきでは内容が制限されてしまうのでマズいんですね。

例えば写真用のデザインで文章を書けば、本来表現すべき証拠が説明できず、デザインに合わせた簡単な説明にせざるを得なくなります。ホームページでは、内容、つまり集客戦略に合わせてデザインすべきなんです。「説明が中心だからブログ形式が良いね」といった感じです。

このように、内容に合わせてデザインは自然に決まります。ホームページのデザインは、集客戦略に基づいて作られているものであることを、決して忘れないでください。

以上、「ホームページのデザイン、7つの重要ポイント!」と題して説明しました。