加賀野菜の通販から学ぶ、マーケティングの重要性とは?

加賀野菜、ホームページで紹介するとしたら何が必要?

加賀野菜の通販で学べる、マーケティングの重要性を説明しました。加賀野菜の販売を促進し、売り上げを伸ばしたい方に適した内容です。加賀野菜の通販を通じて、ニーズをつかむことがいかに大切であるかを説明しているからです。

写真提供:金沢市

なぜ加賀野菜の通販から、マーケティングの重要性が学べるのか?

加賀野菜と言えば、急速に認知度が高まっている石川県の野菜です。定義としては、『昭和20年以前から現在に至るまで、主として金沢市で栽培されている野菜。』だそうです。しかし、京野菜などに比べるとブランド力は低いと言わざるを得ません。

そこで、加賀野菜を全国に通販することで、知名度を上げるという発想が出てきますが、その時に最も重要なのがマーケティングです。なぜなら、現代の通販はネットなので、ニーズに合わせないと検索してもらえないからです。当然、検索されなければ、たどり着くことすらありません。

そこで、加賀野菜の通販について、どんな情報を発信すればニーズに合わせられるのか、Webマーケティングでつかんだニーズを基にお話しします。

加賀野菜の通販で見落としがちな、知っておくべきニーズ。

それでは、加賀野菜の通販で見落としがちな、知っておくべきニーズについて説明します。7つのポイントに分けましたので、しっかりと目を通してください。

加賀野菜とは何か、必ず説明する。

加賀野菜がどんなものであるかは、必ず説明する必要があるでしょう。なぜなら、多くの方がよくわかっていないからです。また、正しい知識を持ってもらうことで、偽物を見抜き誤って購入しないようにする意味もあります。これは多くのサイトが行っていますが、足りない情報もあるんです。

ほとんどの場合、特徴や歴史について詳しく紹介されていますが、Webマーケティングによって以下のようなことも必要であることがわかっています。

  • 栄養成分
  • 京野菜との違い
  • 値段の相場
  • 売り上げなどの各種データ

これらは、購入する立場で考えれば当然のことなんですが、売る側からすれば忘れがちな情報なのではないでしょうか。つまり、「特徴・歴史・栄養成分・京野菜との違い・値段の相場・各種データ」などがそろって、初めて「加賀野菜とは何か?」という説明になるということなんです。

このように、みなさんがほしがっている加賀野菜の情報を説明してください。もちろん出せる範囲で構いませんよ。

加賀野菜の種類について、説明を一工夫する。

加賀野菜にどんな種類があるのかを説明するのは当然ですね。加賀野菜を販売するわけなので、どれが加賀野菜で、どれが加賀野菜ではないのか、分かりやすく説明しなくてはいけません。単純に考えると、全部で15品目について説明することを思いつくでしょう。

加賀野菜15品目の一覧…「さつまいも・加賀太きゅうり・金沢一本太ねぎ・金時草・打木赤皮甘栗かぼちゃ・源助だいこん・ヘタ紫なす・二塚からしな・加賀れんこん・加賀つるまめ・たけのこ・せり・金沢春菊・赤ずいき・くわい」

ところが、それでは足りません。そういわれると、「それ以上、何を説明するのか?」と疑問を感じると思います。例えば、加賀野菜の人参を探している方が実際にいます。販売側としては、「加賀野菜に人参は無いよ」とそのまま見過ごしてしまうかもしれません。

しかし、これはある意味チャンスなんです。人参のページを作って「加賀野菜に、人参はありませんが、大根やれんこんなどの根菜はあります。」こう書くんです。そうすれば、人参を探していた人が「どおりで検索しても出てこないはずだ」と納得してくれるでしょう。

しかも、人参の代わりに大根やれんこんに興味を持ってくれるかもしれません。このように、存在しないものを探して困っている方に、正しい加賀野菜の種類を知ってもらえるわけです。こういったところに目を付けるのが、商売人としてとても大事なことなんですよ。

加賀野菜を使った、料理の説明は必ずする。

加賀野菜を何のために買うのかと言えば、食べるためですから、加賀野菜を使った料理にどんなものがあるのかを説明する必要があります。きっと、野菜そのものよりも、むしろどんな料理があるのかを説明する方が大事でしょう。おそらくこれが一番本命だと思われますからね。

もちろん、具体的な調理方法を詳しく説明しなくてはいけません。王道のものから、一風変わったものまで、レシピをわかりやすく紹介してください。一見すると、野菜の販売者には関係ないと思うかもしれませんが、料理の仕方や種類がわからなければ、買う人は増えないでしょう。

特に、金時草なんてどうやって食べたらよいのか、地元の人間でもよくわからない人はたくさんいますからね。よく分からないものにお金を払う人などいませんから、しっかりと料理をアピールしてください。人間は、先が見えるものの方が、お金を払いやすいですよ。

食事に関する情報も、紹介していますか?

料理が分かったら、どこで食べられるのか知りたくなるのは、自然の流れです。しかし、通販のサイトで発信する意味は、果たしてあるんでしょうか? 加賀野菜を売るという商売に、合わないように感じるかもしれません。ところが、そうでもないんです。

なぜなら、料理を食べて「おいしい」と思ったから、自分で作ってみようと思う場合も、決して少なくないからです。食材だけ見てピンと来なくても、料理を見て食べて、「よし、作ってみよう」と思うのであれば、食事に関してはむしろ積極的に発信すべきなのではないでしょうか。

では、具体的に何を発信すればよいのかというと、どこで食べられるのかです。しかも、意外とニーズが多いのが、イタリアンやフレンチなど西洋料理です。もちろん、和食のニーズの方が多いんですが、この場合は和菓子や治部煮といった郷土料理になります。

また、石川県内だけでなく、県外でも食べられるところ(基本的には東京)があればそれも紹介すべきです。加賀野菜は石川県外では、首都圏でブランド力を発揮していますので、重要なポイントですね。このように、食事についても発信しておくと、販売のチャンスは増えますよ。

栽培に関しての説明も必要ですよ。

加賀野菜の栽培に関して知りたい方も多いです。特に、種や苗を入手したい方は多いようだし、作り方に関して知りたい方も少なくありません。実際に先日見たテレビ番組では、神奈川で趣味的な農業をやっている方が、自宅ガレージで野菜を売っている中に『金時草』があるのを見かけました。

このように自分で作りたいという方は潜在的にかなりいるようですね。なので、栽培方法に関して詳しく紹介する必要があるでしょう。もちろん、ブランドを守るために門外不出にしたいという方針があるかもしれませんが、だとしたらそれは明記しないといけませんね。

自分で栽培できるのであれば、種や苗の入手方法から、栽培の方法やコツまでも説明する必要がありますし、無理であればそれについても明記しておくべきでしょう。一番マズイのは、一切何にも触れないことだと思いますよ。

検索エンジンに対する対策は、どうすればよいのか?

さて、加賀野菜は有名なんでしょうか? 食品のプロの間では、かなり知名度が高いようです。例えば、私があるとき新潟の和菓子をいくつかもらったんですが、いも菓子の原材料が五郎島金時(加賀野菜のさつまいも)となっていて驚いたことがありましたから。

ですが、全国的にはまだまだ有名ではないでしょう。なぜこんなことを話すのかというと、加賀野菜の名前をそのまま出しても、検索ユーザーがホームページにたどり着けない可能性があるからです。『加賀野菜』というキーワードでの検索ボリュームが、決して多くないんです。

つまり、検索でたどり着いてもらうためには、加賀野菜に偶然たどり着くように仕向けないといけないんです。偶然を作り出すというと、なんだかおかしなことを言っているように感じるかもしれませんが、実際には他の検索キーワードの力を借りるということです。

例えば、金沢のグルメを調べる方が多いことは、想像するまでもなく分かると思います。金沢市は観光都市として有名だし、おいしい食事を期待する方はとても多いです。そこで、金沢のグルメとか特産物という切り口で、加賀野菜を宣伝するんですね。

加賀野菜で検索エンジン対策(SEO対策)をするのではなく、このように、別の切り口から対策することで、偶然にたどり着くように仕向けることができるんですね。これなら、加賀野菜を知らない人でもたどり着くことができます。こういった『仕掛け』がとても重要なんです。

お客様のニーズを、正確に把握する方法は?

ここまで説明してきたことは、勘が鋭い人が考え抜けば、わかるかもしれません。しかし、Webマーケティングであれば、データとして出てきたものから明確かつ正確にニーズを把握できます。実際にこのページの内容は、Webマーケティングに基づいて作られています。

世の中の人がどんなキーワードで検索しているかは、調べることで正確に把握できます。また、検索キーワードを調べると傾向も読めます。例えば、『金時草』の検索ボリュームが大きいんですが、これは人気があるから、という理由だけではないと考えられます。

なぜなら、金時草を使った料理のレシピを調べている人がいるからです。つまり、「金時草ってなんだ? どうやって食べればいいんだ?」と疑問を持っているから調べているとも考えられるんです。だとしたら、積極的に金時草の料理や、調理方法を説明しないといけないですよね。

このように、通販では単に商品を並べるのではなく、お客様が何に困っているのかを読み取って、その疑問を解決する必要があるんです。こうすることで、あらゆる方向から集客できるんですね。そして、それを実現するためには、Webマーケティングが欠かせないわけです。

まとめ:ホームページは、データに基づいて作るものです。

いかがでしたか?

加賀野菜の通販から学ぶことができる、マーケティングの重要性を説明しました。加賀野菜の説明、加賀野菜の種類、料理の種類、食事に関する情報、栽培に関して、検索エンジンに対する対策、お客様のニーズを正確に把握する、と言ったポイントがありました。

繰り返しになりますが、Webマーケティングは非常に重要です。なぜなら、ニーズに基づいた内容にしない限り、集客は非常に難しいからです。これは、加賀野菜の通販に限らず、お客様に何らかのアクションを求めるホームページでは、ほとんどの場合に当てはまります。

ホームページは、データに基づいて作るものであることをご理解いただき、Webマーケティングの重要性を知っていただければ幸いです。

以上、「加賀野菜の通販から学ぶ、マーケティングの重要性とは?」と題して説明しました。