WordPress 高速化
、画像圧縮の方法を説明します。読者対象は、ホームページの表示速度を少しでも改善したい方です。プラグインを使って簡単に画像を圧縮する方法だけでなく、私の経験上のコツについても紹介しています。
なぜ、WordPressの高速化で画像圧縮が重要なのか?
あなたは、「WordPressを少しでも高速化したい!」そう思ってこのページをご覧になっていると思います。ところで、なぜ高速化するために画像圧縮が必要なんでしょうか? それは、画像が思った以上にファイルサイズを小さくできるからですよね。
しかし、画像を自分で圧縮したものを準備するのは面倒だし、極端に圧縮すると画質が落ちてしまうので、せっかくきれいな画像を用意しても意味がなくなってしまいます。だったら、画質が落ちないぎりぎりのラインで、自動的に画像を圧縮してくれればいいんです。
実は、それを都合よく実現してくれる、EWWW Image Optimizerというとても便利なプラグインがあるんですよ。そこで、そのプラグインについて詳しく説明していきましょう。
WordPress 高速化、画像圧縮を行うプラグインとは?
まず最初に、画像圧縮を行うEWWW Image Optimizerプラグインについて簡単にご紹介します。非常に簡単に使えるので、今すぐにでも導入していただきたいプラグインです。
画像を圧縮して表示を高速化!
画像を圧縮して表示を高速化するといっても、「うちのサイトは JPEG や PNG を使っているから関係ないよ」と思われている方は多いと思います。ところが、もともと圧縮されている JPEG やPNGであっても、まだまだ圧縮の余地はあるんです。だから、まったく無関係ではないんですよ。
画像に含まれるメタデータという画像情報を削除したり、画質が落ちないギリギリで圧縮し直したりと、実はそこそこ容量を減らせるんです。このような高度な再圧縮をやってくれるソフトウェアやサイトもありますが、いちいちでやるのは面倒ですよね。
でも、それを EWWW Image Optimizer は自動でやってくれるプラグインなんですよ。
どんなプラグインなのか?
EWWW Image Optimizerというプラグインは、先ほどもお話ししましたが、もともと圧縮されている JPEG・PNG・GIF などの画像ファイルを、画質を落とさず再圧縮してくれます。また、一旦インストールしてしまえば、それ以後、自動的に圧縮をやってくれるのでとても簡単なんです。
また、これだけのことをやってくれるのに無料で使えるので、気軽に使うことができるありがたいプラグインなんですね。
EWWW Image Optimizer プラグインの使い方。
それでは、EWWW Image Optimizer プラグインの使い方を説明します。とても簡単なので、あっという間に使えるようになりますよ。
入手方法は?
この EWWW Image Optimizer の入手方法は、通常のプラグインと同じです。
[プラグイン]をポイントし[新規追加]をクリック、「プラグインの追加」画面を表示し[プラグインの検索]でプラグイン名を入力してください。すると、すぐに見つかりますよ。
なお、EWWW Image Optimizer の後ろに「Cloud」が付くタイプもありますが、そちらではないので気を付けてください。
インストール方法は?
EWWW Image Optimizer プラグインのインストールは簡単です。先ほどの画面で[今すぐインストール]をクリックするだけです。ただし、インストールしただけでは使えないので、[有効化]ボタンをクリックして有効化してください。
このプラグインは相性問題が出にくいと思いますが、心配であればいきなり有効化せず、事前に動作確認をしてください。
※ 動作確認には以下のソフトが便利です。
https://hprs1.com/instant-wordpress/
使い方は?
使い方はとても簡単で、自動的に圧縮してくれるので特に何もする必要がありません。詳細な設定ができますが、下手に触らないほうが安定動作のためには無難だし、設定によっては有料になっているのでそのままでは使用できない項目もあります。(必要であれば料金を支払ってください。)
ただし、自動とはいえ EWWW Image Optimizer プラグインをインストールする以前の画像は圧縮されない場合があるので、念のため確認する必要があります。
圧縮状態の確認方法。
圧縮状態の確認は、[メディア]をポイントして[一括最適化]をクリックします。
すると、「一括最適化」の画面が表示されます。
[最適化されていない画像をスキャンする]をクリックすると、すぐに圧縮状態の確認が始まります。最適化(圧縮)がされていない画像があると、[最適化]のボタンが現れるので、クリックして最適化してください。(ない場合は「最適化するための画像がありません。」と表示されます。)
これで、圧縮されていない画像を見つけて圧縮できました。
なお、使い始めは自動圧縮がうまくいかないことがあるので、画像をライブラリに追加した後は念のため確認してください。多分、確認は初めの数回程度でいいと思いますが、たまに気づいたときにも確認してみてください。まれに、圧縮(最適化)されていない画像が見つかることがあるので。
念のため設定を確認する。
念のため設定を確認します。インストール後、特に何も設定が必要ないはずなんですが、まれに機能が有効にならないことがあるので、ポイントをご紹介します。
- 左側メニューの[設定]⇒[EWWW Image Optimizer]をクリック。
- プラグインのステータスが表示される。
- 一番下の Background and Parallel optimization に問題がある場合が多い。
- 問題がある場合は、下にある[高度な設定]タブを開く。
- [並列最適化]にチェック。
- 左下にある[変更を保存]をクリック。
- プラグインのステータスが「すべて問題なし」になればOK。
これで、問題なく使用できるはずですよ。
まとめ:画像の圧縮はユーザーのためです。
いかがでしたか?
WordPressの高速化、画像を圧縮する方法として EWWW Image Optimizer プラグインをご紹介しました。ほとんど説明が要らないくらい、簡単に画像圧縮ができるプラグインであることが、おわかりいただけたと思います。
表示が早くなるとユーザーのイライラを解消できるので、離脱者が減ってホームページの集客力向上に貢献します。画像圧縮では大きな違いが出にくいかもしれませんが、少しでも表示を早くすることを心がけるのは、閲覧者のためになるのでとても大事です。ぜひ活用してくださいね。
以上、「WordPress 高速化、画像圧縮の方法とは?」と題してご紹介しました。