Instant WordPress初期化
の方法を説明します。通常の WordPress 同様に素の状態にリセットしたい方が読者対象です。単純に初期化するだけでなく、実際にやってみて分かったコツが必要なポイントも詳しく説明しています。
Instant WordPress 初期化について知る意味とは?
Instant WordPressの初期化の方法をお探しですか? 初期化するだけなら簡単なはずですが、完全に素の状態にしたいからやり方を調べていますよね。確かに、素の状態のInstant WordPressがあれば、テスト環境が作りやすくなってとても便利ですから。
そこで、Instant WordPressの初期化方法を、私がやってみた経験も踏まえて詳しくご紹介しますので、一度試してみてください。きっと、手軽なテスト環境を作るのに役立ちますから。
Instant WordPress 初期化のポイント!
それでは、Instant WordPress 初期化のポイントをご紹介します。難しいところはありませんが、手順がやや多いので、丁寧に行ってくださいね。なお、環境としては、インストール直後の状態を想定しています。
日本語以外の言語サポートを削除する。
まず、日本語以外の言語サポートを削除します。Instant WordPress(以下IWP)は各国語対応しているので、日本語環境のみ残すように設定を変えます。使用上全く問題ないんですが、アップデートを行うたびに、各言語サポートも更新されるので、非常に時間がかかるんです。
そこで、他の言語サポートを削除します。方法は以下の通りです。
- 左側メニューの[設定]をポイント。
- サブメニューの[Native Dashboard]をクリック。
- 言語サポートの一覧が表示される。
- 日本語以外の言語を[Delete]のリンクをクリックして削除。
- 日本語とEnglishが残る。
- 念のため、左下の[Save Changes]をクリックして状態を保存。
これで、日本語以外の言語サポートが削除できました。
WP Native Dashboardを削除する。
続いてWP Native Dashboardを削除します。WP Native Dashboardは多言語対応のためのツールなので、必要が無くなります。そこで、いらないものは削除してしまいましょう。
- 左側メニューの[プラグイン]をポイント。
- サブメニューの[インストール済みプラグイン]をクリック。
- プラグインの一覧が表示される。
- [WP Native Dashboard]の[停止]をクリック。
- 全体が英語表記になれば、停止したことがわかる。
- [Delete]をクリックする。
- 確認画面が表示された場合は、[Yes, Delete these files]をクリック。
これで、WP Native Dashboardが削除できました。
日本語環境に戻す。
ここで、日本語環境に戻しましょう。英語の状態だと操作しづらいと思いますので、日本語環境に戻すことで、操作しやすくします。なお、英語環境でも操作できる方は、日本語に変えることなくそのまま続行していただいて構いませんよ。
- 左側メニューの[Settings]をポイント。
- サブメニューの[General]をクリック。
- [General(一般)]の一覧が表示される。
- [Site Language]のリストボックスを開いて[日本語]をクリック。
- [Save Changes]をクリック。
これで、日本語環境に戻りました。
投稿・固定ページ・各種設定をリセットする。
次に、本命である投稿・固定ページ・各種設定をリセットします。これは、一発でリセットできるプラグインがあるので、それを使います。なお、念のため先にプラグインの更新を行ってからリセットします。(注意:投稿や固定ページの記事はすべて削除されます!)
- 左側メニューの[ダッシュボード]をポイント。
- サブメニューの[更新]をクリック。
- 更新の一覧が表示される。
- [WordPress Reset]にチェックを付けて[プラグインを更新]をクリック。
- 更新が終了したら[WordPressの更新]に戻る。
これで、WordPress Resetの更新が終わりましたので、引き続きリセットを行います。
- [プラグイン]⇒[インストール済みプラグイン]をクリック。
- WordPress Resetの[有効化]をクリック。
- 左側メニューの[ツール]をポイント。
- サブメニューの[Reset]をクリック。
- Reset画面が表示される。
- テキストボックスに「reset」と入力。
- 下にある[Reset]をクリック。
これで、投稿・固定ページ・各種設定がリセットされました。
ログインしなおして日本語環境にする。
リセットが完了すると、自動的にログアウトするので、ログインしなおして日本語環境にしてください。日本語環境にする方法は先ほど説明した手順とまったく同じです。
日本語環境にした後は?
日本語環境にした後は、アップデートを行って最新のWordPressにしましょう。不要な言語サポートを消したので、更新作業はかなり早いと思いますよ。これで、最新で素の状態のWordPressにできましたね。なお、ここでやっておくと便利な作業があるので、お話ししますね。
やっておくと便利な作業とは、素の状態のWordPressになったIWPを丸ごとZIPなどで圧縮して保存しておくことです。これなら、新しい環境を作るたびに面倒な作業をする必要が無くなりますよ。また、ある程度設定したバージョンも作っておけば、さらに手間が省けますね。
このように、素の状態のものを保存しておくと、後々の作業が非常に楽になるので、忘れずやっておくことをおすすめします。
まとめ:コンテンツ作りに専念できます。
いかがでしたか?
Instant WordPress初期化の方法について説明しました。言語関係の削除から始まって、設定リセット用のプラグインを使用して初期化しました。そして、ログインしなおすと完全に素の状態のIWPになっているという手順でした。そして、これをZIPで保存しておけばいつでも使えますね。
このように、素の状態のWordPress環境がいつでも手に入るようになるので、開発者だけでなく一般のブロガーの方にも、とても役に立つと思います。これで環境は整いますので、後はコンテンツに専念して質の高いサイトを作り上げていただきたいと思います。
以上、「Instant WordPress 初期化の方法とは?」と題して説明しました。